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『俺が彼氏になるよ』
まるでドラマのセリフみたい。
それが、自分に言われた事だなんて実感できず、瞬きをするのも忘れてしまった。
JK「Aさん、聞いてますか？」
「うん、うん。聞いてるよ。すごく聞こえたよ。でもね、ジョングク君。気を使ってくれてそういう事言ったんでしょう？ありがとう、気持ちだけで十分嬉しいよ」
普段の自分にしてみればやけに饒舌になったと思いながら、動揺している事を隠せずにいた。
JK「俺が同情で言うわけないだろ。こっちは結構本気なんだけど…。そんなに信じてもらえないなら、そうだな」
目の前にいるのは、あのジョングク君？
彼が本気なのは、どことなく伝わってくるんだけど、ストレートすぎて私には受け止められずにいた。
そもそも、こんなにかっこいい人が恋人の一人や二人いないのがおかしいじゃないか。
きっと、彼の気まぐれだろう。そう思うことにした。
JK「慌てることもないか。うん、よし。」
何か呟いた後一人頷いた彼は、包み込むようにわたしの両手を取った。
JK「1ヶ月。1ヶ月だけ俺の恋人になってくれませんか」
曇り気のないまっすぐな瞳に吸い込まれそうになった。
彼が着ているのはただの白いYシャツに黒いスーツパンツなのに、物語の王子様のように感じてしまう。
こんな綺麗な人が恋人になるなんて、仮だとしても心臓が持たなさそうだ。
わたしは、頷くことしかできなかった。
まだ時間はある。
もし、仮に、彼のことを好きになってしまったら、愛してしまったら、ちゃんと想いを伝えよう。
それまで、少しずつ距離を縮めたらいい。
そしたら、彼と一緒にいることも次第に慣れるだろう。
JK「あ、ちなみに今日から一緒に暮らすから」
前言撤回。
もう既にやっていけるか不安になりました。
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ゆき(プロフ) - (名前)マコさん» 全作読んでいただきありがとうございます！これからもよろしくお願いますm(_ _)m (2019年9月15日 12時) (
レス) id: 39e3cdebd3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)マコ(プロフ) - ゆきさんの作品を全部読ませていただきました！ とっても優しく幸せな世界に癒されて、私も優しい気持ちになれました^_^ ありがとうございます！ これからも楽しみにしています！ (2019年8月11日 22時) (レス) id: 1cef87080f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます！普段はグクちゃんと呼んでアミ活をしてるのですが、ここではかっこいいグクを理想に書いていきます！ (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 猫わかめさん» ありがとうございます！かっこいいジョングクと愛される主人公をこれからも書いていきます。 (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - とにかく主人公可愛いしグクもめっちゃカッコいい…次の更新楽しみにしてます。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: 2c32449133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2019年7月29日 3時
