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まだ18時にもなっていないのに、外はすっかり暗くなっていた。
はあ。
少しでも暖かくなりたくて、冷えた指先に息を吹きかける。
JK「A、手握ろう」
「私の手、冷たいよ？」
いいから、と言って私の手を握った彼は、そのまま自分のコートのポケット内に入れた。
JK「こうすると暖かいだろ」
「うん、あったかいね」
冷えきった指先が、だんだん熱を持っていった。
確かに暖かいんだけど、ただ手を繋ぐよりも距離がだいぶ近くなって、この状態で外で歩くのはなんだか恥ずかしかった。
「ジョングク君って、こういうこと簡単にできちゃうから不思議…」
JK「簡単にできるわけないじゃんか。Aだからできるし、Aだけにしかこんなことしたくないよ」
うぅ、それを言われるとまた照れる…
その顔でそんなことを言われたら、さらに好きになってしまうではないか。
確信犯なんじゃないかと思いながら、わたしは素直にありがとうと言った。
今晩のキムチ鍋の具材を買いにスーパーへ向かっていると、後ろから呼び声が聞こえた。
TH「ジョングガ！おーーーい！！！ジョングガア！！」
JK「げ、テヒョニヒョンとジミニヒョン」
TH「なんだよ、そのゲッて反応！ひどいな！」
JK「ヒョンだって、そんな大声で呼ばないで下さいよ、恥ずかしい。」
JM「ジョングクが全然振り向いてくれないからじゃんか」
ジョングクの先輩らしい、これまたイケメンで身長が高い男性二人がこちらへやって来た。
TH「ん？なんだお前、彼女できたの？」
JK「ヒョ、ヒョンには関係ないです！」
JM「もしかして、Aちゃん？」
「はい。Aですが、どうして私の名前を？」
急に名前を呼ばれたので驚いたが、向こうは私のことをよく知っているような感じがした。
JM「ジョングクからよく話を聞いてたからさ。俺もAちゃんに会ってみたいなと思ってたんだよ。」
JK「あー！どさくさにまぎれてAちゃん呼びしない下さい。それと口説くのも禁止！！」
「ジョングク君、落ち着いて」
珍しく慌てているジョングク君を見て、ジミンさんとテヒョンさんは大笑いしていた。
TH「ごめんごめん、ジョングク。Aちゃんも、急に呼び止めてごめんね。今からデート？」
「いえいえ、買い出しに行く途中ですよ。」
こんな寒い日には、みんなで鍋を囲むのもいいな。
「もしよかったら、夕飯ご一緒しませんか？」
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ゆき(プロフ) - (名前)マコさん» 全作読んでいただきありがとうございます！これからもよろしくお願いますm(_ _)m (2019年9月15日 12時) (
レス) id: 39e3cdebd3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)マコ(プロフ) - ゆきさんの作品を全部読ませていただきました！ とっても優しく幸せな世界に癒されて、私も優しい気持ちになれました^_^ ありがとうございます！ これからも楽しみにしています！ (2019年8月11日 22時) (レス) id: 1cef87080f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます！普段はグクちゃんと呼んでアミ活をしてるのですが、ここではかっこいいグクを理想に書いていきます！ (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 猫わかめさん» ありがとうございます！かっこいいジョングクと愛される主人公をこれからも書いていきます。 (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - とにかく主人公可愛いしグクもめっちゃカッコいい…次の更新楽しみにしてます。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: 2c32449133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2019年7月29日 3時
