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まさか、ここで彼女の気持ちを聞けるとは思わなかった。


ポロポロと涙を流しながら伝えた姿が健気で、愛しくて、抱きしめたくなる衝動をどうにか抑えながらAの言葉を一言一句聞き漏らさないようにした。



嬉しい反面、今まで抑えていた感情が溢れ出してしまいそうで怖かった。


堪らずキスをした時は、自分が抑えきれなくなってしまい抑えが効かなくなりそうになった。


少し場所を移動すると冷静になったので、俺も自分の気持ちを伝えた。


俺も不安だったと聞いたAは、意外だと言わんばかりの表情で俺を見上げた。



「ジョングク君も、そう思ってたの?」


JK「うん。自信満々で惚れさせるとか言っておきながら、恥ずかしいだろ」


「本当に、意外すぎて…なんだか、嬉しいな」


力抜けたように笑った彼女の頬に、そっと手を当てた。


JK「俺も、Aと同じだよ。」


「うん。私たち、両思いなんだね」


頬を赤く染めてはにかむ姿が可愛くて、そっとキスをした。



JK「好きだ、A」



「私も、好きです」





思いが通じているのがわかると、好きという言葉がもっと暖かく感じる。


1ヶ月のタイムリミットはまだ残ったまま、俺の『彼氏(仮)』生活は幕を閉じた。

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ゆき(プロフ) - (名前)マコさん» 全作読んでいただきありがとうございます!これからもよろしくお願いますm(_ _)m (2019年9月15日 12時) (レス) id: 39e3cdebd3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)マコ(プロフ) - ゆきさんの作品を全部読ませていただきました! とっても優しく幸せな世界に癒されて、私も優しい気持ちになれました^_^ ありがとうございます! これからも楽しみにしています! (2019年8月11日 22時) (レス) id: 1cef87080f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます!普段はグクちゃんと呼んでアミ活をしてるのですが、ここではかっこいいグクを理想に書いていきます! (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 猫わかめさん» ありがとうございます!かっこいいジョングクと愛される主人公をこれからも書いていきます。 (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - とにかく主人公可愛いしグクもめっちゃカッコいい…次の更新楽しみにしてます。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: 2c32449133 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2019年7月29日 3時

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