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「きゃー！ジョングク君、歌上手だね！」
カラオケって、本当に久しぶりに来た。
弁当屋を継いでから、たまに友人と飲みに行くくらいだったので、久々のカラオケに花が咲いた。
それに、ジョングク君ったらとっても歌が上手なんです。
声に惚れるってよく聞くけど、まさしくそう。
彼の歌声に、パク・A26歳、ノックアウトです。
「どうして男の子なのに、そんなに高い声も綺麗に出るの？」
JK「もう、褒めすぎだよ。ほら、俺ばっかり歌ってるじゃん、Aも歌ってよ」
彼の歌声を聴いた後に歌うのは、なんだか気が引けるなとおもいつつ、せっかく連れて来てもらったので私も一曲予約した。
Cheezeの『In a Long Dream』
ジョングク君は覚えていないかもしれないけど、彼がうちの弁当屋に来てくれるようになって間もない頃、寝不足続きの私に勧めてくれた曲だった。
あの時は、なかなか祖母が作るのと同じような味が出せなくて悩んでいたっけ。
そんな時に、彼が「この人の曲、好きなんだ」と言って教えてくれた曲を聴きくと、不思議と肩の力が抜けるのを感じた。
今でもよく聴く曲であり、カラオケで歌うのは初めてなのでちゃんと歌えるか不安だった。
でも、歌い終わった後に隣に座っていたジョングク君が抱きしめてきたのでびっくりした。
「わわ、ジョングク君どうしたの？」
JK「この曲、俺が前Aに勧めた曲だよね。ずっと聴いててくれてたんだ…」
嬉しいよと言って、さらにぎゅっと抱きしめてきた。
JK「Aの声、好きだな…」
「わ、私も、ジョングク君の声が好きだよ」
あれ、なんか恥ずかしいこと言っていないかな。
思ったことがそのまま口に出てしまい、意外と恥ずかしいことを言ったなと気づくと、横にいた彼は目をまん丸くしてこちらを見つめてた。
JK「ごめん、A」
謝られたことに驚いた私は、反射的に彼を見上げた。
「ごめんなさいっ、嫌な気分にさせ…っ！！」
それは、甘いあまいキスだった。
微かに香るアルコールの匂いに、酔いが回りそうになる。
しかし、私は拒むよりも、この心地よさに溺れたくて目を閉じた。
柔らかな口づけは、なんども繰り返された。
時折、唇を甘噛みされ体に刺激が走る。
「んっ…ジョングっ」
名前を呼ぼうとしても、また口を塞がれる。
逃がさないと言わんばかりに、彼は私の後頭部に手を回した。
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ゆき(プロフ) - (名前)マコさん» 全作読んでいただきありがとうございます！これからもよろしくお願いますm(_ _)m (2019年9月15日 12時) (
レス) id: 39e3cdebd3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)マコ(プロフ) - ゆきさんの作品を全部読ませていただきました！ とっても優しく幸せな世界に癒されて、私も優しい気持ちになれました^_^ ありがとうございます！ これからも楽しみにしています！ (2019年8月11日 22時) (レス) id: 1cef87080f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます！普段はグクちゃんと呼んでアミ活をしてるのですが、ここではかっこいいグクを理想に書いていきます！ (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 猫わかめさん» ありがとうございます！かっこいいジョングクと愛される主人公をこれからも書いていきます。 (2019年7月31日 19時) (レス) id: 4ece362860 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - とにかく主人公可愛いしグクもめっちゃカッコいい…次の更新楽しみにしてます。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: 2c32449133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2019年7月29日 3時
