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「ちょ、押すな〜！」
「テヒョナ静かにして！バレるでしょ！」
「いたたたた！いたいいたいヒョン痛い！」
部屋の外が騒がしく、私は目が覚めた。
背後からジョングクに抱きしめられるように寝ており、お腹に回された手が暖かった。
熱も引いたようで、私は起き上がろうとすると
パシッ
二の腕を掴まれてあっという間に布団へ引き込まれた。
「きゃっ、ジョングク！起きてたのね！」
JK「A、しーっ。ヒョン達に聞こえちゃうよ」
いたずらっ子のような表情をしたジョングクは、私の首筋に吸い付いた。
「ひゃっ、ちょっと！朝から何してるのよ！」
私の悲鳴に似た声と同時に、部屋のドアがけたましく開いた。
TH「ジョングガー！！朝っぱらから何やってんのー！！」
JM「純粋なジョングギはどこにいったのー！」
JH「大人の階段のーぼる〜ね！乾杯しよう乾杯！」
いきなり入ってきた賑やかな集団に、私が唖然としていると
JK「テヒョニヒョン！ジミニヒョン！ホソギヒョン！朝っぱらからうるさいです！！」
ジョングクは寝起きとは思えない素早さでクッションを彼らに投げつけた。
初めて見る面々ばかりで、しかも3人ともイケメンときた。
クッションがその内の一人に当たり、他の二人は口を揃えて「グギの馬鹿力こわーい」と笑っていた。
朝から賑やかだなぁと、私はまるで弟を見ているかのような気持ちで眺めていた。
「あ、こんな格好でごめんなさい。その、昨晩からお邪魔しております、Aと申します。」
私は、とりあえずベットの上で正座して頭を下げた。
JH「朝から騒がしくしちゃってごめんね。俺はホソク。で、右の金髪がテヒョンで左の金髪がジミン」
よろしくね、と眩しい笑顔を向けたホソクさん。
ジミンさんが「どっちも金髪じゃないですかー」とすかさずツッコミを入れた。
「申し訳ありませんが、改めてちゃんとご挨拶に参りたいので、その…着替えていいかしら？」
私は、隣にいたジョングクにも目を向けた。
JK「え！A、俺も出て行かないとダメなの？」
俺がブラ外したのに、と口を滑らせそうになった彼の背中を押した。
「みなさん、この子も一緒に連れてって下さい。ジョングク、また後で」
JM「任せて下さい。ほら、ジョングギ行くぞ〜」
TH「A〜、着替えたらリビングに来てね！」
ジミンさんはジョングクの手を引っ張り、それを見たテヒョンさんはジョングクの両足を持ち、面白がりながらリビングへ連れて行った。
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ゆき(プロフ) - 共感していただいて嬉しく思います。私もトンイが大好きなので、ついつい話に織り込んでしまいました。コメント頂き、ありがとうございます(^^) (2018年8月6日 7時) (
レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)
しずく より(プロフ) - 初コメ失礼します！トンイすっごい好きなんですけど、周りに好きな人がいないのでお話中に出てきてて勝手に喜んでます(((( (2018年8月6日 3時) (レス) id: 8a59c88b0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年6月27日 22時
