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耳に脈打つように聞こえる水の音。


風で緩やかに揺れる深緑の木々。


肩までかかった黒髪が、肌の白さを際立たせる一人の少女。





『私たち、これからもずっとずっと友だちだよ』




いつの日か交わされた、尊い約束。









久しぶりに、昔の夢をみた。


俺が10歳の頃、家族旅行でいった先で出会った女の子。

名前も覚えていないが、彼女の笑顔だけが忘れられないでいた。

「ずっと、友だちか…」


もう会うことはない彼女に対し、たまにひどく恋しいと思うのは、当時自分が彼女に恋をしていたからだろう。






「ジョングガー、もうすぐで着くぞ」

リーダーのRMことナムジュニヒョンが俺の肩を軽くたたいた。



今日は、新曲のMV撮影の為ソウルより車で3時間程の場所までやってきた。

個人のパート撮影なのでスタッフも顔なじみで最小限の人数で収められており、こじんまりとした雰囲気で行えるので皆リラックスしていた。



JH「この撮影が終わったら、温泉に入りたいな〜!」


ちょうど近くには有名な温泉街があり、韓国でも指折りの泉質と言われている。


JM「いいですね〜!疲れ吹っ飛びます!」


TH「温泉行こう!絶対!!」


ホソクの声かけで、皆が温泉ムードで盛り上がっていたのでマネージャーもしょうがないなと予約できそうなところを探した。


TH「マネヒョン!温泉たまごも食べたいけどある?」


JK「ヒョン、それ日本でしょ」


そうだった〜と少し落ち込むテヒョニヒョンに、俺は声をかけた。


JK「ヒョン!たまごの代わりにチキン食べましょう!」


TH「ジョングクがやさしい」

泣き真似をするテヒョンに、ジミンが「テヒョナ、ジョングクはチキンが食べたいだけだよ」と笑った。





MN「よし、着いたぞ。みんな、まずは衣装からな」

マネヒョンの指示に返事をし、俺たちは車を降りた。


山の上まできたらしく、夏だけど風が涼しくて気持ちよかった。



YG「あー」

TH「…あー」

JK「…あー」


ユンギヒョンの真似をするテヒョニヒョンに続き、俺も隣に立った。



JM「ちょっと、何してるんだよ」

そう言いながらも、笑いながら同じく真似をしてきたジミニヒョン。


この光景を撮ったホソクが、後でツイッターに「変な人たち」とコメントをつけて投稿したのだった。



JN「おーい!着替えに行くよ〜!」

ジニヒョンの呼びかけに、俺たちはテントへ向かった。

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あーちゃん(プロフ) - とりま最高 (2019年10月10日 16時) (レス) id: 578ed0c715 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 愛(サランさん» ありがとうございますm(_ _)m 次回作もお楽しみに…笑。 (2019年3月21日 16時) (レス) id: 6fb3a64d96 (このIDを非表示/違反報告)
愛(サラン(プロフ) - お、おわり、、 めちゃくちゃ面白かったです!ありがとうございました!次もあるなら待ってます!お疲れ様でした (2019年3月21日 14時) (レス) id: bbbfbb5774 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 凄い面白いです!更新頑張って下さい! (2018年12月17日 15時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます。頑張ります♪ (2018年12月6日 14時) (レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2018年9月14日 15時

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