大好きだったよ（for JK&TH）

＊42＊ ページ42

私はびっくりした





謝ってくれるのかな




なんて少しでも思った私が馬鹿みたいだ









「何笑ってるのよ」





SR「いや、別に？笑 グクやテテ、案外チョロいなって笑笑」




「は？」




SR「だって、色目使ったら簡単にいうこと聞いちゃうんだよ、それに泣いて言ったら簡単な嘘も全部信じてくれるんだもん笑笑」




「え、ちょっと待って、、何言ってんの？」




SR「私、別にあいつらのことなんか好きじゃないし？
ただこの学校にめっちゃイケメンで運動できて？頭もいい奴がいるって聞いて
期待して来たらなにあれ笑笑
泣いて言っただけでかわいそうだねって
簡単に騙されてくれるからつまんないじゃん笑
大事な幼馴染もすぐに捨てる最低なやつらだったんだよ笑笑
あんたもかわいそうだよね笑笑
ってことでつまんなくなったからあんたにあいつら返してあげるよ」






この人はなにを言ってるの？




じゃあ今までのは全部演技？



私はグクとテヒョンの恋を全力で応援していたのに



グクとテヒョンもサラのこと、本気で好きだったんじゃないかな



そんな風にグクやテヒョンの心まで踏みにじってなにがしたいの？




これを聞いたらグクやテヒョン、





なんていうかな




なんて思うかな









SR「アハハハハハハハハッ フハハっ！」







サラの笑い声が物置部屋にこだまする





最低だ









さすがに我慢の限界






グクやテヒョンを傷つける人は







私が許さない









私の堪忍袋の尾が切れる








，

＊43＊→←＊41＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す