四、救世主登場…? ページ8
*
家来4「さぁ、長い長ーい鬼ごっこもこれで終 わ りだな?」
「「「ッ…………………」」」
家来8「やっぱり、ここで待ってて正解でしたよ
流石1さんと4さん…………!」
私達が部屋に踏み入れた瞬間、足元の罠が発動して、縄で縛られて、全員身動きが取れない状態になってしまった。
やはり、誘導されて、待ち伏せされてた………
冷静さを失ってたからか、誰も気づけなかった。不覚だった…………
隙を付いて、縄抜けしたいとこだが………
武器も敵の方に置かれてて、今の状況や体力面を考えると難しい。
家来「で、お前らはどこの城に仕える忍者なんだ。答えろ?」
家来4「あと、何故この城に入ったんだ。目的も吐けよ」
家来2「吐かないと、首でもなんでも打ち切るからな」
各々唾を呑む音がする。
言っても言わなくても、どちらにしろ私達を待ってる結末は………______
緊迫した空気で滝夜叉丸が震えた口を開く。
平「クッ……………私達は______」
スパーン!!
???「家来達。ちょっと、待つのじゃ!!!」
「「「 !!!!? 」」」
その場にいた全員が騒然とした。
襖を勢い良く開けて入って来たのは、肌が色白の綺麗な着物を纏った女性?いや、少女だった。
家来達「「「 姫様今、入って来られたら危険です!;
」」」
浜「姫様………?」
何故か、その姫様のオーラが神々しく見えて眩しく思えた。
家来達の言葉を気にせず、こちらに歩いてこられる
家来8「え、ちょ、姫様…!」
私達の前で止まって、綺麗な瞳でジーッと凝視する。
「な、なんでしょうか………」
何かを思い付いたのか、こんなことを口にし出した。
姫様「んー………決めた。私がこの者達の話を聞こう!」
家来達「「「 えぇー!!!? 」」」
家来3「聞いてましたか……!?奴らは危ない奴かもしれないんですよ!!」
家来8「そうですよ、何を仕出かすか分からない奴らですよ!!?」
姫様「そんなの、承知の上じゃ。それに………」
もう一度、私達を見渡してから告げた。
姫様「この者達はいい人そうじゃからな!!侵入したのも何か理由があるのじゃろう!
ほれ、皆散った散った。わらわの部屋の前や中に見張りは要らんからなっ」
不思議な人だ………
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おんぷ - 続き楽しみにしてます (1月2日 15時) (レス) id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - おんぷさん» コメントありがとうございます!励みになります( ; ; ) (11月17日 16時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 続き楽しみにしてます。 (11月13日 23時) (レス) @page23 id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - 豆乳ぷりんさん» わわわコメントありがとうございます!! 面白いって言って頂けて嬉しいです……ゆっくりですが、頑張って書いていきます! (7月17日 18時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
豆乳ぷりん - コメント失礼します!お話めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (7月16日 17時) (レス) id: 4a08c85297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいこはん | 作成日時:2023年7月7日 3時