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烏達が鳴く声が聞こえて、夕暮れになった。
齋藤「あ、そろそろ帰らないとだね」
浜「話し足りないなぁ」
「私が話してばっかりだったから、皆の話聞けなくてごめんね……」
齋藤「謝ることないよ、寧ろAちゃんの話聞けて良かったな」
「そうだぞ。これからも私達で良かったらなんでも話してくれ(ニッ」
「!!……う、うん!そうするねっ」
田村くんの笑顔を見て、ドキッとしてしまった
なんだろうこの高まる気持ち
「平くん達も色々話してね。皆のこと沢山知りたいな」
綾部「それじゃあ、苗字呼び辞めない?」
A「え?」
平「それは私も思っていた。滝夜叉丸と呼んでくれ!!」
A「え、え??みんなそう思うの…???」
コクコク……
皆がキラキラした目でこっちを見つめてくる
こういう時、みんな団結力良いと思うんだけど………気のせいかな??
これは言わないといけない感じだけど……
「ぐ、ぐぬぬ………良いですけ、ど………」
浜「良いけど……?」
「んー………異性の人と友達になったこと無いから、その名前で呼ぶの、ちょっと、恥ずかし、かもです………(小声)」
「「「!!!!」」」
どうしよう……自分で言ってて、顔が暑い。
世間的に一般なことなんだろうけど、私は初めてで意識すると恥ずかしいかも
田村「え、可愛すぎるだろ………」
綾部「そんなことで照れるなんて……」
平「Aはなんだ天使か……??」
浜「俺、なんかドキドキしちゃった………」
齋藤「やっぱり初だったぁー………(噛み締める)」
何故か私の吐いた言葉を聞いて、皆が崩れ落ちてた。半分以上溶けてた(?)
「皆、大丈夫……??」
「「「だ、大丈夫デス………」」」
「私、これから頑張って名前呼びするね…!」
齋藤「ゆっくりで大丈夫だよ。」
浜「良い子すぎるよなぁ」
綾部「提案してみて良かった…。」
平「ナイス喜八郎」
綾部く……いや、喜八郎くんがグッドサインをさりげなく出して満足気な顔をしていた。
田村「よし、Aが寂しくないようにこれから沢山遊びに来るからな!」
「ほんと!?嬉しいよ……いつでもみ、三木ヱ門くん達のこと待ってるから(ニコッ」
みやこちゃん達、私はかけがえのない友達が出来たよ。
みやこちゃん達は元気にしてるかな……
また許されるなら皆とも会いたいな____
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おんぷ - 続き楽しみにしてます (1月2日 15時) (レス) id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - おんぷさん» コメントありがとうございます!励みになります( ; ; ) (11月17日 16時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 続き楽しみにしてます。 (11月13日 23時) (レス) @page23 id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - 豆乳ぷりんさん» わわわコメントありがとうございます!! 面白いって言って頂けて嬉しいです……ゆっくりですが、頑張って書いていきます! (7月17日 18時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
豆乳ぷりん - コメント失礼します!お話めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (7月16日 17時) (レス) id: 4a08c85297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいこはん | 作成日時:2023年7月7日 3時