私のはじめての友達《忍たま》

・ ページ19

*





それから、俺達はいつも通り授業や委員会に励む日々に戻った
色々と忙しくてここ数日間バタバタとしていた。





Aは元気だろうか……





『私はずっと此処にいてるので。＿＿いつでも待ってますので！』





そう言ってたAは悲しそうな顔をしていたな……
きっと、今でも俺達のことを信じて待っていてくれてるんだ




俺もずっと一人だったから寂しい気持ちは痛いほど分かる………





よし、みんなに話してみよう！！



｜
｜
｜
｜
｜




「なぁ、みんなそろそろAに会いに行ってみない？」




齋藤「僕は賛成だよ！最近忙しかったしねぇ……」




平「うむ、レディーをいつまでも待たす訳にはいかないからな(ｷﾗｯ」




綾部「なんで、英語？()
まぁ僕もいいよ〜〜退屈してたとこだし」




田村「私も良いぞ！遊びに行くと約束したしな
私達が意見合うのが怖いとこでもあるが……」





「え、俺達仲良しじゃないの？」





「「「ええぇ〜〜………;;」」」





平「ｺﾎﾝ…とにかく決まりだな」




田村「とりあえず、いつ行く？
あっちはいつでも良いとは言っていたが……」




平「うーん……皆の都合が良い日と言えば、休みの日か委員会が無い日だなぁ……」




綾部「じゃあ、今から行けばいいんじゃない？」




平「え、今からか！？」




綾部「うん。堅く考えなくてもいいと思うよー
だってまだ昼間だし、丁度みんな集まってるじゃん」




「「 あ 」」




「俺もいいと思う！！町でお土産とか買っていこうぜ！」




齋藤「そうなったら軽く準備しないとね」




田村「そうですね……城の人にバレたらまずいから、一応私服で行くか」




平「うむ。後はなにか遊び道具とかも持って行きたい所だが、女子は何をして遊ぶのだろうか………


ってタカ丸さん！？」




齋藤「ねぇ、君達。普段女子のみんなって部屋で何して遊んでるの？」




女子1「んーおはじきとかお手玉？後はこま遊び、紙風船……ですかね」




女子2「千代紙を使った折り紙という遊びもありますよ。後は〜〜………」




齋藤「ふむふむ、なるほどね……」




田村「タ、タカ丸さんが大事な所ちゃんとメモしてる………」




綾部「明日は槍が降るかもしれないね〜」

七、懐かしい感覚→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す