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あれから俺達は、伊作先輩に保健室へ連れて行かれた。
俺達の状態を見ながら、治療されていた足を不思議そうに先輩が見てた
善法寺「そういえば、この傷は誰が治してくれたんだい?」
平「それは、ハツタケ城の姫様が治してくれたんです」
善法寺「ハツタケ城の?お姫様がいたんだね」
田村「はい。私達が弱ってる所、助けてもらいました……」
善法寺「なるほどね……使ってる物が高級そうだったし、納得だよ
それに、治療も丁寧に施されてたから相当慣れてるんだろうな。」
綾部「んー………もし、忍術学園に入ったら保健委員会に入りそうですね〜」
善法寺「あはは、そうだろうね。人手不足だから大歓迎だなぁ(ニコッ」
伊作先輩は苦笑いしながらそう言うと、治療し治してくれた
薬の匂いがツンと鼻につく。
善法寺「はい、これで治ったよ
そんな深い傷にはなってなかったけど、あまり無理に動かさないようにね?」
「はい、ありがとうございます!!」
齋藤「ありがとう〜助かったよ……」
平「すいません、お騒がせして………」
善法寺「ううん、大丈夫だよ。
それより、君達が無事に帰ってきてくれて良かった……………おかえり(ニコッ」
みんなで顔を見合わせて……気持ちは一緒だった。
その言葉が嬉しくて、頷いて返事をした
温かいな…………
「「「 ただいまです! 」」」
伊作先輩は一瞬瞬きをし、微笑んだ。
あ、となにか思い付いた様子で先輩は話し始めた
善法寺「みんな心配してたから、委員会とかに顔を出しておいで?
みんな待ってると思うよ」
俺達は伊作先輩が言ったように、それぞれ委員会に顔を出した。
上級生に褒められ、下級生には怪我のことで心配された
今回の実習の話をみんな熱心に聞いてくれて、改善点とか教えてくれたりして、色々嬉しかった。
Aと友達になったことは、学園の誰にも話してない。
学園に着いてから滝夜叉丸達とAのことについては、一言も話してない
いつも通りの日々に、俺達に戻っただけ。
実習から戻った“団結力が無い四年生”に
今日はとても長い一日だった
あの子が居なかったら、今こうしてなかったんだろうな…………
一連の身支度をして、まだ帰って来ない三木ヱ門を待ってる時に布団の中でそう思ってると、眠気に負けたのかいつの間にか俺は眠りについていた。
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おんぷ - 続き楽しみにしてます (1月2日 15時) (レス) id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - おんぷさん» コメントありがとうございます!励みになります( ; ; ) (11月17日 16時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 続き楽しみにしてます。 (11月13日 23時) (レス) @page23 id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - 豆乳ぷりんさん» わわわコメントありがとうございます!! 面白いって言って頂けて嬉しいです……ゆっくりですが、頑張って書いていきます! (7月17日 18時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
豆乳ぷりん - コメント失礼します!お話めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (7月16日 17時) (レス) id: 4a08c85297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいこはん | 作成日時:2023年7月7日 3時