検索窓
今日:48 hit、昨日:25 hit、合計:7,514 hit

ページ14

貴方-side




ボーン………





時を告げる鐘の音が響いて、日が暮れて来た




「あ、もうこんな時間……!
お父様やお母様、色々な方が帰って来てしまう………」



平「おっと、私達もそろそろ学園に戻らなくては……」



田村「そうだな。先生や先輩達に実習の報告しないとだしな」



「時間はあっという間だね……」



浜「俺はもっと、お話したかったなぁ」



齋藤「また今度会えるよ」




また今度?今度っていつになるんだろう………



友達になれたのは良いけど、きっと平くん達も忍術学園の生徒で忙しいだろうし、会える時間なんて………



遊ぶ約束は………



私から遊びに行こうと思っても、ずっと外に出られない____



昔みたいにまた、自然に友達を失ったら………




そんなの、……………




綾部「怪我治してくれたり、密書までありがとうね」



田村「こんな私達と友達になってくれて、ありがとうな」



「ううん、どういたしまして。こちらこそ感謝したいぐらいだよ………」



このままでいいの?と脳が訴えかける
「忍者と姫様」関係無く友達になれたとしても、断られるかもしれないけど………



ここでまた、自分が引き留めなかったら……




平「それじゃあ、お世話になりました。元気でな」



浜「またね____」



ギュッ



「ちょっと、待って、ください!!」



必死になって声をあげて、咄嗟に近くに居た浜くんと平くんの腕を掴む。



平くん達はそんな私を見て、驚いていた



浜「え、?」




A「無理にとは言わないから……また時間あるときにでも、遊びに来てくれると嬉しいです……




色々な話を聞きたい、話もしたいですし、私は外には出れないですけど、皆さんとも遊べたりしたらと………




この時間帯は特に用がなく、時間があるので、私はずっと此処に居てるので。




あと、えっと、それから………




いつでも待ってますので!」




私は途切れ途切れで思いを告げて、涙目になりながらも真っ直ぐ彼等を見た。



正直、信用してない訳では無いけど、答えが帰ってくるのが少し怖かった




平「フッ……Aの気持ちはよく分かった!」



齋藤「気持ち伝えてくれてありがとう、絶対遊びに行くからね?」



「良かったぁ………うん、楽しみに待ってるからね!!」



浜「おう、約束するぞ!」



綾部「お土産も持ってくるね〜」




「やった!!それも楽しみにしとくね!」




田村「あ、帰る前に……A」

・→←五、はじめての友達



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
28人がお気に入り
設定タグ:RKRN , 忍たま , 四年生   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おんぷ - 続き楽しみにしてます (1月2日 15時) (レス) id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - おんぷさん» コメントありがとうございます!励みになります( ; ; ) (11月17日 16時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 続き楽しみにしてます。 (11月13日 23時) (レス) @page23 id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - 豆乳ぷりんさん» わわわコメントありがとうございます!! 面白いって言って頂けて嬉しいです……ゆっくりですが、頑張って書いていきます! (7月17日 18時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
豆乳ぷりん - コメント失礼します!お話めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (7月16日 17時) (レス) id: 4a08c85297 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まいこはん | 作成日時:2023年7月7日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。