検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,417 hit

10 ページ11

宮田side


待ち合わせ場所についた。

後輩がちらほら集まって来ている。

自分たちは後輩だから、先輩たちより早く着かなければならない。

あっ玉森くんだ!
こんな朝でもすごい可愛い。
反則だよね笑

でも、少し顔色が悪いかな。
朝が苦手なのかな?

「おはよう。宮田くん。今日はよろしくね。」

声は普通で特にだるそうではないな。

「おはよう!少し体調悪い?」

「そんなことないよ。今日の為にぐっすり寝たから大丈夫!」

寝ても体調崩す時は崩すんだけどな笑
まぁ、大丈夫って言ってるし少し様子みよっかな。

先輩が沢山やってきて。

全員が揃ったと確認してから、
出発となった。

新幹線に固まりとなって乗っていく。

それぞれ、席に着いた。

俺らの席は、一番後ろであまり見られないところだった。

「楽しみだね。」

玉森くんに言ってみたんだけど、返事がない。
ずっと下を向いてしまっている。

「大丈夫?やっぱ体調悪いんでしょ?」

横に首を振る玉森くん。
頭を振ったのが悪かったのか

「うっ」

って言って頭を抱えた。

「えっ大丈夫?」

玉森くんだけに聞こえる声で聞いた。

「ハァハァ…」

辛そうだ。

「ちょっと、おでこ触るね。」

そう言って触ったけど、特に異常はない。

「ねぇ、玉森くんって偏頭痛持ってる?」

なんで偏頭痛って言葉を知ってるかっていうと、お母さんがよく偏頭痛に悩んでたからなんだよね。

「うん。ハァハァ」

「答えてくれてありがとう。そうか、どっち側が痛い?見た感じ左かな。」

「ハァ、左。」

お母さんが、よくこの体勢が楽なのよっとよく言ってた。玉森くんが楽かはどうか分からないけど、試してみよ。
「辛いね。少し楽な体勢にするよ。」

一番後ろだからリクライニングを下げても大丈夫。

「ゆっくりでいいから、深呼吸しよっか。吸って〜…吐いて〜…吸って〜…吐いて〜…。そうそう、いい感じ。」

少し痛みが和らいだみたい。

「ありがと…。」

と微笑みながら言ってくれた。

「どういたしまして。もう、寝ちゃいな。寝た方が楽だと思うし。」

「うん。おやすみ。」

「おやすみ。」

そういうと、ゆっくり目を閉じた。
数分すると、スースーと寝息が聞こえてきた。一安心だ。
にしても、可愛い寝顔。
あーやばい。ニヤニヤしちゃう。

起きたら、治ってますように。
俺も眠たくなってきたから、玉森くんと一緒に寝た。

11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:玉森裕太 , 宮田俊哉 , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

宇宙 月姫(プロフ) - めっちゃ面白いですね!これからも頑張ってください!! (2019年4月14日 15時) (レス) id: 4f0a3ae412 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ。(プロフ) - Kis-My-Ft2 M担さん» 初めまして!ありがとうございます!下手くそな文章ですけど、楽しんで貰えて嬉しいです!更新頑張ります! (2018年10月17日 18時) (レス) id: 1a01388ff0 (このIDを非表示/違反報告)
Kis-My-Ft2 M担(プロフ) - 初めまして 楽しみにしてます 宮田くんが好きだけど上手く話しかけられなくて挨拶とかも素っ気なくなっちゃう玉森くん、素っ気ないから玉森くんに嫌われてると思っている宮田くん、早くくっついて欲しい 更新待ってます (2018年10月13日 0時) (レス) id: eaac4dbb25 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まいこ。 | 作成日時:2018年9月5日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。