8話 ページ9
炭治郎side
なんて昔のことを思い出しながら山を下りる
炭「(そういえば最近名無しの笑顔みてないな…)」
流石に冷たくしすぎたかもしれない
「(そういえば茂に旨いものいっぱい買ってくる約束をしたな
花子も帰ったら本を読む約束もした
茂と花子ばかりじゃあれだから武雄や禰豆子、名無し、母ちゃんにも何か買って帰ろう)」
「まぁ炭治郎ちゃん
こんな日に山を下りてきたのかいよく働くねぇ
風邪をひくよ」
炭「これくらい平気だ
炭はどうだ？たりてるか？」
「おーい！炭治郎
炭を売ってくれ
この間は障子を張り替えてくれてありがとな」
「こっちも炭をちょうだい」
みんなからお礼の言葉や炭が欲しいなどの声を聞いていると突然家の扉が勢いよくガラガラと開いた
「あ〜っ炭治郎ぉ ちょうど良かったぁ
皿を割った犯人にされてんだよ俺〜〜っ
助けてくれよお 嗅いでくれ！！」
そう言われ俺は粉々になった皿を嗅ぐ
炭「猫の匂いがする」
「ほらぁああ！！」
「あら猫なの？」
「俺じゃないって言っただろ！！」
「炭治郎！
ちょっと荷物運ぶの手伝ってくれねぇか」
「(遅くなっちまった…
でも全部売れてよかった、あとみんなのお土産も買えたし)」
三郎「こら炭治郎！！
お前山に帰るつもりか 危ねぇからやめろ」
炭「俺は鼻が利くから平気だよ」
三郎「うちに泊めてやる、来い！
戻れ」
炭「でも…」
三郎「いいから来い！！
鬼が出るぞ」
三郎爺さんからそう言われて俺は家に泊まることにした
炭「なぁ三郎爺さん、鬼ってどんなだ？」
食後のお茶を飲みながら三郎爺さんに聞いてみた
三郎「昔から人喰い鬼は日が暮れるとうろつき出す
だから夜歩き回るもんじゃねえ
食ったら寝ろ明日早起きして帰りゃいい」
飯を食べ終わり布団の中でふと疑問に思った
炭「…鬼は家の中に入ってこないのか？」
三郎「いや、入ってくる」
炭「じゃあみんな鬼に食われちまう」
三郎「だから鬼狩り様が鬼を斬ってくれるんだよ
昔から…
灯消すぞ、もう寝ろ」
「(三郎爺さん家族を亡くして独り暮らしだから寂し
いんだろうな
今度弟たちを連れてくるから怖がらなくても
鬼なんかいないよ、大丈夫
でもそういえばうちの婆ちゃんも死ぬ前に同じこと
言ってたな…)」
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←7話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(^ω^=^ω^)おっおっおっ - 続きが気になります！これからも更新頑張ってください！ (2019年11月19日 2時) (
レス) id: f333173d4e (このIDを非表示/違反報告)
マッチ(プロフ) - るるこさん» 教えてくださりありがとうございます！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: b8e8ed2fb2 (このIDを非表示/違反報告)
るるこ - オリジナルフラグ、お外しください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: d4fc280436 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マッチ | 作成日時：2019年9月15日 13時
