僕じゃないと駄目(y.c) (ページ9)

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「あー

今日の夜ごはん、おいしかったなぁ。

まろもそう思うよね？」

侑李「まろは食べてないでしょ。」

「あ、そっか。」

まろはドックフードだもんね。
おいしかった？

さっきご飯食べたばっかだからか

私はなんだかぽかぽかしてきたよ。

「侑李、まろとベッドいきたい。」

侑李「寝ちゃわないでよ？

起こして家まで連れていくの大変なんだから。」

「ん、」

侑李「あ、そういえば明日のお弁当何にしようって、お母さんが言ってたよ。」

ぽすん、ってよくはずむ侑李のベッドにまろを抱っこして横になる。

侑李「んね、どうしよっか。」

よし、寝る準備はできた。

おやすみなさい侑李。ごめんね。

侑李「ねえ、A？

寝たら襲っちゃうからね。

…はぁ、勘弁してよ。」

落ちていく意識のなか

遠くの方でため息が聞こえた。