転校して来たのは、性格が正反対な2人の少女でした【暗殺教室】 (ページ20)

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第14話ページ20

鳥「(訓練開始から四ヶ月に入る辺り、可能性がありそうな生徒が増えてきた。

磯貝悠馬と前原陽斗。

運動神経が良く、二人がかりなら俺にナイフを当てられるケースが増えてきた。

赤羽業。

一見のらりくらりとしているが、その目には強い悪戯心が宿っている。

女子は、体操部出身で、意表をついた動きができる岡野ひなたと、男子並の運動量を持つ片岡メグ。

そして、最近転校してきた、

燈豪 Aと宮ノ瀬舞唯。

一人で俺にナイフを当てられるくらいだ。とても考えられない。

この辺りがアタッカーとして、非常に優秀だ。

その他には目立った生徒はいないものの、全体を見れば能力は格段に…)」

鳥「なっ！？」

ﾄﾞﾝｯ

渚「うわっ痛ッ！」

鳥「あ…すまんっちょっと強く防ぎすぎた。」

渚「へーきです。」

杉「バッカでーちゃんと見てないからだ」

渚「うっ(苦笑)」

鳥「(潮田渚…気のせいか。今感じた得体の知れない気配は…)」

コロ「にゅや…」

キーンコーンカーンコーン

「よっ鳥間」

鳥「鷹岡…」

「「「ん？」」」

「新しい先生？」

「今日から鳥間を補佐してここで働く事になった
鷹岡明だ。よろしくな E組の皆！」

「ケ…ケーキ？」

中「ラヘルメスのエクレアまで！」

磯「いいんですか？こんな高そうな物」←

鷹「おう食え食え！俺の財布を食うつもりで遠慮なくな！」

矢「よくこんな甘い物ブランド知ってますね」

鷹「ま、ぶっちゃけラブなんだよ砂糖がよ」

「でかい図体して可愛いな…」

木「同僚なのに鳥間先生と随分違うスね」

原「なんか近所の父ちゃんみたいですよ」

鷹「いーじゃねえか父ちゃんで。同じ教室にいるからには俺達家族みたいなもんだろ？」

～翌日～

鷹「よーし皆集まったな。今日からはちょっと酷しくなると思うが、終わったらまたウマイもん食わせてやるからな！」

中「そーんな事言って、自分が食いたいだけじゃないの？」

鷹「まーな！おかげ様でこの横幅だ！」

「「「あはははは」」」

イ「アンタはいいのこれで？なーんかわざとらしいのよあの男。カルマと舞唯なんてとっととサボり決め込んでるわ」

鳥「俺の同期だ。教官としては、俺より遥かに優れていると聞いている。」

イ「ふーん」

鳥「見事に生徒の心を掴んでいる。あれなら訓練もはかどるだろう。俺のやり方が間違っていたのかもしれん。プロとして一線引いて接するのではなく、あいつのように家族の様に接した方が…」

「はっ！」