２８２話 まさかの遭遇 ページ24
「お〜〜！！綺麗な場所だな〜〜！！！」
『うん...！本当に海の中に森がある...！！』
「え〜ん...ありがとうございます...。わたくし、ずっとここに来たかったのです〜」
下はカラフルな珊瑚で埋め尽くされ、辺りは鯨よりも大きな木達が私達を見下ろしている。水は他のところよりも澄んでいて、どこか神聖な気がした。
「あ、サニー号だ！！お〜〜いフランキー〜〜！！ここにいたのかお前〜〜！！！」
「アウ！！おめェ達か！！...ん〜〜！？何だおめーずいぶんなピンナップナール連れてんじゃねェか！！
こいつ弱虫！とフランキーに紹介するルフィに、それは名前じゃないよ...とすかさず突っ込む。
フランキーが言うにはロビンもこの”海の森”に何かを探しに来ているらしい。ロビンが探し物って言ったら”歴史の本文(ポーネグリフ)”に関係しているのかもしれない。
何気に辺りを大きく見回してみると、魚人島で一番会いたかった人物の影を見つける。
『え、ジンベエさん...！？』
「おお、A君にルフィ君！！二人とも見間違えたぞ...！懐かしいな！！」
「えっ、ジンベエ！？おお〜〜！！おめェいねェって聞いたから会えねェと思ってた〜〜！！」
確かにそう聞いていたのでAも嬉しくなってジンベエに駆け寄る。話したい事なんて山ほどあったけど、いざ会うと何処から話せばいいのかわからなくなってしまう。
「最後まで見てやれなくてすまなかったな、A君。どうじゃ、あれから能力は伸ばせたか？」
『はい...！ジンベエさんのお陰です。で、でもどうしてここに...』
「なんじゃ、伝言を聞いて此処へきたんじゃないのか」
どうやらジンベエは、"海の森で待ってる"と王子に伝言を託していたらしい。
...珊瑚の入り江で王子達が私たちを探していたのはそのことを伝えるためだったのか。
「って...しらほし姫ェ〜〜〜！！？」
突然目を飛び出させる勢いで驚くジンベエに、Aも逆に驚く。何でここに、と焦ったように聞くジンベエに、少し罪悪感を感じながらも事のあらましを話すと「何をしとるんだ！」と怒られてしまう。
「大丈夫だよおれ達がいるもんな！」
「はいっ」
「の、呑気な...」
諦めたようにため息をついたジンベエに苦笑いを浮かべながら謝ると、「A君も根本的な所がルフィくんと似てるからな...」と諦めの目で睨まれてしまった。
ルフィと似てるというのは...うーん、少し複雑かもしれない。
続く (更新停止中)
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あき(プロフ) - とてもおもしろいです！まだまだ続きが読みたいです！次の更新楽しみに待ってます((o(´∀｀)o)) (2018年6月24日 22時) (
レス) id: ac41832370 (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩 - とってもおもしろいです(^_^)b これからも更新頑張ってください！ヾ(＾v＾)k (2017年12月26日 14時) (レス) id: 9752a9a041 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - ピッポさん» コメントありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ちょこちょこ更新になると思いますが待っていただけたら嬉しいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年11月24日 21時) (レス) id: fc355d8709 (このIDを非表示/違反報告)
ピッポ - うおおおおおお！更新してくれたんですね！ありがとうございます！これからも頑張ってください。大好きです！ (2017年11月24日 18時) (レス) id: fbe1670637 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - マヨ@坂田ファミリーさん» うわああああ！！長い間更新待ってくださってありがとうございますヽ(；▽；)ノ更新して頑張ります！！ (2017年11月24日 0時) (レス) id: fc355d8709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2017年8月31日 17時
