２７２話 パッパグ ページ13
未来予知なんてすごい、とAも気になってその綺麗な水晶を覗き込む。そこには隣のルフィの顔と自分の顔が形を変えて反射するだけだった。
(これに未来が映るんだ...)
「もうやめたのよ占いは...未来なんて知らない方がいい」
「じゃあ人魚ってうんこ出るのか？」
「じゃあて占い関係ねェよ！！！」
『ル〜フィ〜〜...！！！』
ウソップの突っ込みが入った後、ルフィの両方の頬をぐりぐりと抓りながら伸ばす。
流石にマダム・シャーリーも怒ったように「品のない子...」と強面で睨んできたので無理矢理ルフィの頭を下げさせて一緒に謝った。
「はァ...その子に免じて許してあげる。..
ケイミー、あんた今日はお店休んでいいよ。お友達を島案内でもしてあげて」
「え！？いいの！？」
「入り江の娘らも直来るし、人手は十分だよ...」
お言葉に甘えてケイミーと私達ら”パッパグ”というヒトデ？の元に蛤を届けに行くことになった。ルフィとウソップは２年前からそのパッパグとも友達らしい。きっと私が政府に行ってた時だろう。
『そのパッパグさんってどんなひとなの？ヒトデ...って本当にヒトデ？』
(私の想像してるヒトデそのまんま？)
「ああ、ヒトデだぞ。なあ？」
「うん。ヒトデだな！」
『へ、へぇ...そうなんだ』
「パッパグは私の師匠なんだ！それで実はお偉いデザイナーさんなの！」
...ヒトデでデザイナー。あまり想像は出来ないけどまぁ会ってみたら分かるだろう。そう考えてAは無理矢理納得した。
それから少し歩くと可愛い外観のカフェに着いて、お店に入る前に仲間が１人出てくる。
「あれ〜〜！？ルフィさん達！！それにお懐かしいケイミーさんも〜〜！！！」
「あーー！！ブルックち〜〜ん！！」
「何だおめェここにいたのか！！」
両隣人魚に挟まれてブルックはすごく嬉しそうだ。ブルックが無事なら他のみんなもきっと無事だろう。やっと安心できてAはほっと息を吐く。
「会いたかったぞおめェら〜〜！！！来てたんだな〜〜〜！！....お！おめェがAだろ！？２年前に話は聞いてたぜ〜〜！！」
『あ、は、初めまして！パッパグさん！２年前はみんながお世話になって...』
「よせよせ！パッパグでいい！！それにお世話になったのはこっちの方だからな！！」
サングラスをかけたお洒落なパッパグは短い手でバシバシとAの肩をたたく。
...本当にヒトデだった。うん、凄くフレンドリーなヒトデさんだ。
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あき(プロフ) - とてもおもしろいです！まだまだ続きが読みたいです！次の更新楽しみに待ってます((o(´∀｀)o)) (2018年6月24日 22時) (
レス) id: ac41832370 (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩 - とってもおもしろいです(^_^)b これからも更新頑張ってください！ヾ(＾v＾)k (2017年12月26日 14時) (レス) id: 9752a9a041 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - ピッポさん» コメントありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))ちょこちょこ更新になると思いますが待っていただけたら嬉しいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年11月24日 21時) (レス) id: fc355d8709 (このIDを非表示/違反報告)
ピッポ - うおおおおおお！更新してくれたんですね！ありがとうございます！これからも頑張ってください。大好きです！ (2017年11月24日 18時) (レス) id: fbe1670637 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - マヨ@坂田ファミリーさん» うわああああ！！長い間更新待ってくださってありがとうございますヽ(；▽；)ノ更新して頑張ります！！ (2017年11月24日 0時) (レス) id: fc355d8709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたつむり | 作成日時：2017年8月31日 17時
