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『…っわ、志麻くんどうしたの、』
薬を飲み少しずつ痛みも引いてきた頃、志麻くんはいきなり立ち上がって私を後ろから抱きしめてきた。
「お腹、痛いんやろ?あっためたるから大人しくしとき」
志麻くんはブランケットを私のお腹にかけて優しくさすってくれた。
その優しさだけで涙がこぼれそうになった。
「…え、痛い??なんかあったかいもんいる?A、泣かんといて、」
『大丈夫、…志麻くん、』
「…ん?」
私は顔だけを後ろを向け、志麻くんを手で引き寄せて軽く、ほんの一瞬触れるだけのキスをした。
『ありがとう、だいすき』
fin.
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shiori(プロフ) - リクエストでurtさんが女の子の日を看病するお話読みたいです!お願いします! (2021年1月1日 17時) (レス) id: a2f685055b (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 舞花さん» ありがとうございます(;;) (2020年8月6日 23時) (レス) id: 30076484ac (このIDを非表示/違反報告)
izmin0215(プロフ) - 舞花さん» いえいえ!ありがとうございます! (2020年8月5日 7時) (レス) id: e7b9ca147f (このIDを非表示/違反報告)
舞花(プロフ) - Naoさん» 喜んで頂けたようでなによりです(;;)またいつでもリクエストお待ちしております、ありがとうございました! (2020年8月5日 1時) (レス) id: b66637afee (このIDを非表示/違反報告)
舞花(プロフ) - まみさん» リクエスト承りました◎書いたことの無い系統なのでご希望に沿ったものが作成できるか不安なのですが頑張りますね!励みになりますありがとうございます(;;) (2020年8月5日 1時) (レス) id: b66637afee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞花 | 作成日時:2020年7月26日 20時