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貴方side
｢A...？｣
後ろから聞こえる聞き慣れた声に振り向くと、そこにはCallingsの3人が
｢A...！｣
ショウが私を見るなり抱き着いてくる
貴方｢久しぶりね｣
ショウ｢久しぶり...
帰ってきたんだな｣
貴方｢えぇ
今日から、ここの講師として働くことになったの｣
ショウ｢ここで？｣
貴方｢えぇ、そうよ｣
｢え！Aここで働くの！？
じゃぁ、また一緒だ！｣
ワタルがショウの後ろから顔を覗かせる
｢A、久しぶりだね｣
かのんの兄であるヒビキは反対側からひょこっと顔を出す
貴方｢久しぶりね
今からレッスンに向かうところなの｣
ショウ｢俺らも一緒に行くよ
な？｣
ワタル｢もちろん！｣
ヒビキ｢じゃぁ、行こうか｣
4人並んでレッスン室に行くのはいつぶりだろう
昔は、よく皆でレッスン室へと歩いたのを覚えている
レッスン室の扉を開けると、既に全員揃っている
あいら｢あ！ショウさん達もレッスンですか？｣
ショウ｢いや、俺らは見学だよ｣
かのん｢ひーくん！
Aはんとお会いできたんやね！｣
ヒビキ｢さっきここに来る途中で会ったんや｣
りずむ｢ひびき！
知り合いなの？｣
ヒビキ｢Aはショウの幼馴染やねん｣
りずむ｢そうなんだ！
初耳！｣
3人が入ってきて騒がしくなったレッスン室を静めるために手を叩く
すると、皆は静かになる
貴方｢レッスン、始めましょう
MARs、貴方達のダンスからチェックするわ｣
3人全員がプリズムクイーンになったMARs
その実力見せてもらうわ
3人のダンスをじっと見つめる
確かに、上手いんでしょうね
貴方｢春音あいら｣
あいら｢あ、は、はい、！｣
貴方｢あなた、プリズムクイーンになったのよね？｣
あいら｢はい！｣
貴方｢そのダンスで、よくなれたわね｣
あいら｢え、、、｣
私のその冷たい言葉で、その場が凍りつく
貴方｢活気が感じられない
おどおどした感じが私には伝わってくる｣
あいら｢は、はい、｣
貴方｢みおんよりも素晴らしい才能でプリズムクイーンになった実力者って聞いたのに、とんだ的外れだわ｣
ショウ｢おい、言い過ぎだぞ、｣
貴方｢ショウは黙ってて｣
あいら｢すみません、、｣
りずむ｢ちょっと、あんた言い過ぎじゃん！！｣
貴方｢なに？
私は思ったことを言ったのよ｣
天宮りずむを少し睨みつけるような目付きに睨み返す
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作者名：にこちゃん | 作成日時：2019年2月27日 1時
