#009 ページ9
永「何してんねん。」
「え？」
さっきまで確か全然離れたところにいたはずの永瀬が私の隣に来てそう呟いた。
永「お姫様抱っこでもしてやろうか？(笑)」
「一人でいけるから大丈夫。早く皆のところに戻りなよ。」
茶化されるのも今は恥ずかしすぎるからとりあえず一人になりたい。
永「嘘やって。おぶるから乗れ。」
「いいよ。」
永「もうええわ。」
無理やり私のことを自分の背中に乗せて歩き出した。
「ねえ、下ろしてよ！重いでしょ！」
永「暴れんな。重すぎて腰砕けそうだからじっとしててもらっていいですか。」
周りの人からのひそひそ話す声とか、視線を感じないように目を瞑って永瀬の背中に体を預けた。
.
永「着いたで。」
「…ありがと！」
保健室の中に入ると、ベッドの上に降ろされた。
保健室の先生である、堺先生を見るとだいぶお疲れのようなのか居眠りをしていた。
すると、永瀬は囁くような小さな声で
永「起こすの面倒やから絶対声出すなよ？」
と言って、ベッドのカーテンを閉め始めた。
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ひな(プロフ) - 廉！最後まで人の話聞けよ！っと突っ込みつつ話見てました笑続き気になります！紫耀くん好きですが、廉のお話なのではやく結ばれてほしいです笑更新また楽しみにしてます♪ (2018年8月21日 23時) (
レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M
| 作成日時：2018年4月29日 17時
