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#001 ページ1
『おはよう！』
「おはよう。」
朝、登校して自分のクラスに入ると友達に声をかけられる。
『ねえ、今日化学の小テストだよ。私ノー勉なんだけど。(笑)』
「私もだから安心して。(笑)」
つまらない。私にとってこの空間は退屈以外の何ものでもない。
高校生活最後の春が来て、間もなく１か月が経とうとしている。
中学の時と違って一学年の人数が多いから新しくなったクラスもほとんど初めましての人達ばかり。
別にいじめられてる訳じゃないし、友だちがいない訳でも無い。
ただ、心の底から馴染めていなくて友だちとの会話もその場しのぎの誰でも出来るような返答ばかり。
何の刺激もなくて、毎日毎日単調な日々の繰り返し。
それに、見えないスクールカーストに縋ってる馬鹿ばっかり。見てて嫌気がさす。
自分が思い描いていた高校生活と現実とのギャップにもそろそろ驚かなくなってきた。
「…ふぅ。」
何の為に高校に入ったのかと今の私に聞かれても何も答えられない気がした。
『なに、溜め息ついてんの！』
「ううん！別に何でもない！」
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ひな(プロフ) - 廉！最後まで人の話聞けよ！っと突っ込みつつ話見てました笑続き気になります！紫耀くん好きですが、廉のお話なのではやく結ばれてほしいです笑更新また楽しみにしてます♪ (2018年8月21日 23時) (
レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M
| 作成日時：2018年4月29日 17時
