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Aside
りょうくんと出会ってからの日々は毎日が輝いて色付いたようだった。
話しているだけで楽しいし、一緒にいてドキドキするし、何より私をちゃんと“ 女の子 ”として扱ってくれることがとても嬉しかった。
「A、可愛いね。」
「今日の服めっちゃ似合ってる。」
「好きだよ」
「Aのこと、愛してるから。」
さりげなく荷物を持ってくれたり、車道側を歩いてくれたり、車で迎えに来てくれたり。
りょうくんのくれる言葉、行動全てがとても愛おしくて、まるで、
まるであの時味わえなかった青春を取り戻したかのようだった。
『りょうくん、いつもありがとう。大好き。』
ソファに腰かける彼にそう言うと
少し驚いたような顔でこっちを見るりょうくん。
り「急にどうしたの?」
『なんとなく伝えたくなって。』
り「俺も、Aが思ってる100倍は大好きだよ。」
ソファから立ち上がって私を抱きしめる君の顔は今までで一番幸せそうに見えた。
ずっとこの幸せが続きますように。
_fin
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作者名:えいちゃん。。。 | 作成日時:2021年8月17日 1時