シンシャ ページ20
フォス「フッフッフッ、そうでしょ〜♪」
超ご機嫌に答えたがすぐに笑顔が消えた
僕「ん？どうした？」
フォス「ナイトってさ、シンシャのことどう思ってるの？」
僕「え？仲間だと思ってるよ」
フォス「そうじゃなくて！個人的に...」
僕「....綺麗で優しい宝石だと思う」
フォス「あれ？皆とはなんか違う意見...」
僕「当たり前だ。シンシャはあの水銀のせいで学校に来なくて洞穴にずっと居て、皆から離れるために夜の仕事をしている。すごく優しいよ、僕達に危害を加えないために距離を置いてくれているんだから。」
僕「でも、僕はそうはいかない。お前みたいに力になってやりたいと思ってる、どうせなら夜の仕事よりも絶対にいい仕事を見つけてやりたい。お前は探してるんだろ？シンシャの仕事」
フォス「うん」
僕「考えろ、博物誌さん。僕もアイディアが出たらすぐに言うよ。」
フォス「本当！！？」
僕「たーだーし！条件がある」
フォス「条件？」
僕「お前がシンシャのところへ行くとき僕も連れて行け」
フォス「はい！」
フォス「ところでシンシャの宝石が綺麗なのはどういう理由？」
僕「あの紅が好きなんだよなぁ。すごく紅いけど何にも染まらなそうな紅がね」
フォス「お〜さすがナイト兄さん。深いこと言うねぇ」
僕「だろ？お前よりは歳上なんでな」
僕「だいぶ日が上の方に来たな。皆が支度を終えてこっちの方へ出てくる、会議室へ行こうか」
フォス「おお！久しぶりに会議に出るよ！」
僕「だろうな。なんせ、ぐーすかぐーすかと気持ち良さそうに寝てたんだからな。寝坊魔が」
フォス「寝坊魔言うな！！」
僕「じゃあそう言われないために毎日このぐらいに起きてみなさい」
フォス「うん！分かった！」
怪しすぎて言葉も出ないわ。でも、信じることにしてみよう。何事も信頼だ
次の日.お昼
フォス「ふあぁ.....ヤバイ！！お昼じゃん！」
フォス「うわぁ、どうしよ〜。あのいじり馬鹿に怒られる...」
僕「だ〜れがいじり馬鹿じゃゴラァ...！！」
ドアの前で腕組みをして機嫌悪そうに言った
フォス「ゲッ！ええっと...ええっと...」
フォス「む、」
僕「む？」
フォス「無理でした！」
目が左右に揺れたあと清々しいほどの敬礼を見してくれたがその言葉に敬礼はどう見ても釣り合わなすぎる
僕「はぁ...薄々...いや、お前がこうなることを"大体"感づいていたよ」
フォス「えっ！？」
次回《幼い日の思い出》
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hisui(プロフ) - レッドベリルの名前間違ってますよ。リベルじゃなくてベリルですよ。 (2019年4月25日 0時) (
レス) id: 9c583d5927 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - 衣織。と検索してpixivで探したらでてくると思います (2018年7月4日 21時) (レス) id: f1a3a72315 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - 似てるというか同じ？っぽいです (2018年7月4日 21時) (レス) id: f1a3a72315 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - 遅くなってごめんなさい！喧嘩と絶対に許さないです (2018年7月4日 21時) (レス) id: f1a3a72315 (このIDを非表示/違反報告)
maihimeg(プロフ) - ふわふわさん» どの話ですか？ (2018年6月18日 16時) (レス) id: a2156bd816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリ | 作成日時：2017年12月20日 22時
