�� ページ42
「こんな時間に公園で何してたんすか？」
「えーっと…。親戚の結婚式の帰りでね…」
と、今日あったことを話す。
「だからドレスなんて着てたんだ」
「そっ。ヒールもね。もう着替えたいよ…」
「大変ですね女の子は」
何か敬語で喋るの違和感あるな……。
そこで彼に『敬語じゃなくていいよ、好きに呼んで』と言う。
「…じゃあAちゃん」
…可愛い。犬みたい。あれだ石川君は犬系男子だ。
「石川君は何してたの？」
「あ…俺も祐希って呼んで？」
「じゃあ…祐希君。何してたの？」
「俺は走り込み。走ってたらAちゃんっぽい人見つけて…『あ！』って」
はにかんだ彼に聞いてみると、大会や雑誌で私の事を知ってくれたそう。
『ジャンプサーブ参考にしてます』と言われた時は本気で嬉しかった。
「何かAちゃんって、『王子様』とか『姫』って呼ばれてるから、近付きづらいのかと思ったけど…」
「案外普通？」
「うん、喋りやすいお姉ちゃんみたい」
妹が居るからなのかな。彼もちょっと弟みたいに思えてくる。
まだ出会って1時間も経ってないんだけどね。
「で、どこ行くの？」
「ネットカフェ。近くにある？」
「えっネットカフェに泊まるの？」
信じられないとでも言いそうな彼の顔。
え、駄目？
「駄目に決まってる。女の子だよ？」
「そうは言っても……ホテル無いし」
それに早く着替えないと。
明日もお昼からの練習に参加したいし。
「ちょっと待ってて」
私からちょっと離れて、ポケットから携帯を取り出す。
数分後、戻ってきた彼は衝撃の提案を私にした。
「Aちゃん、俺の家来なよ。親もいいって」
ああ。(人1)Aどうすればいいのでしょうか。
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華弥。(プロフ) - 櫻井かや丸さん» 返信が遅くなり、申し訳ありません。先程更新しましたので、よろしければご覧下さい(^^) (2019年10月25日 20時) (
レス) id: d5a525a881 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井かや丸(プロフ) - 初めまして、更新はされないんですか？ (2018年8月9日 23時) (レス) id: 6620ed4e4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華弥。 | 作成日時：2017年9月23日 15時
