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夏樹との約束を守るために扉に向かったは良いのだが

どうしよう。

扉の前には蘭の色の人がいるし………。
一旦,中に誘き寄せて扉ががら空きになったところで逃げる。
よし,これで行こう。

トンッ。

床を蹴ってベッドの方向に宙返り。着地も決まった。

あれ,でもこっちに来ない。あぁそうやった。銃もってるから。あの二人。まずは,あれからどうにかしいと。

ドンッ ドンッ ドンッ

その間にも二人は撃ってくる。どうしよう。本当にどうしよう。弾切れでも狙うか。

ヒュンッ

頬に何かがかすった。弾丸。違う,先に矢羽のようなものが付いてる。

クラっ

何。視界が霞む。毒。睡みんやくか。頭が回らへん。ここで倒れたら駄目なのに。ここ……で………。

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作成日時:2022年1月14日 12時

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