【短編集】KISS ME ＊＊＊＊？

Ear_7 ページ8

みんな彼の事を【純白】という。
きっとその裏の顔を知っているのは私だけ。

｢太陽....｣

7｢なぁ、なんで今日祐基見てたん？｣

｢いや、それは.....｣

7｢Aは俺のやろ〜｣

｢そ、そうです....｣

7｢だったら俺以外みたらアカンやろ？｣

と言われいわゆる壁ドンをされる

｢いや、でもね、祐基見てたって訳じゃなくて....｣

7｢うん？｣

｢バク転凄いなって思ってただけで....｣

7｢でも、見てるやんなぁ？｣

いつものニコニコスマイルをしてるけどなんか違う....
怖い、圧倒的圧力......

｢....はい、すみません｣

7｢謝らなくてもええんやで？別に怒っとらんし｣

｢ほ、ほんと？｣

7｢でも俺のなのに他のやつ見とるし、お仕置きせなあかんな〜｣

｢え、な、何お仕置きt(｣

7｢あ、そろそろ出番や......｣

私の言葉を遮ってそう答えるともっと顔を近づけて耳元で言う

7｢この後、俺んち来てや
来なかったら....分かってるやんな？♡｣

｢は、はい｣

7｢ん、ええ子♡｣

そう言って耳に軽く触れた後ニコッて笑いながらいつものニコニコスマイルで仕事に戻る


彼はきっと白をまとった小悪魔だ


Ear(耳):誘惑

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