Maiga family 4

緊張感ゼロ ページ33

〜5〜

3「ねー！ねー！じろにぃ、これ開かないんだけど！どーなってんの！？」
2「貸して？」

パコッ


3「おー！さすが我が家一筋肉質な男♪」
4「質ってアナタ、もっと他に言い方あるでしょうよ(笑)」


今日は普段カフェで働いてる風景を撮りたいっていう近藤さんのリクエストでみんなそれぞれ自前のカフェスタイル。

それもあってか緊張感ゼロ(笑)


いや


もともとこの撮影に自体、緊張感なんて存在してないのかも。


さぶにぃなんて完全にカメラの存在忘れてると思う(笑)


ホラ


3「ごろー！次は何作るんだっけ？もっかい説明して！忘れた！」
5「さっき説明したばっかなんだけど」
3「ごめんごめんごめん！いちにぃも一緒に聞きたいってさ」
1「え？俺？」

レタスを1枚1枚丁寧に剥いていた いちにぃがキョトンとした顔を向けた。

2「ごろー、中頼むね。テーブルセッティングしとくからさ。」
5「ん、さんきゅ。」
2「しろ、こっち手伝ってくれる？」
4「はーい」


ただ撮影の為だけに料理作るのもなって事で


今日のお客様は近藤さんご夫婦。


本人達にはまだ秘密だけどね。

この小説の続きへ→←いつも通り

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す