今日は… ページ27
〜3〜
いつも
いつもいつも
本気で嫌がられて
部屋に乗り込んだのは俺なのに
逆に しろ が部屋を出てリビングで寝るとか言いだすんだけど
なんだかんだ言いながら、それでも結局一緒に部屋で寝かせてくれる。
3「……。」
普段なら三郎だけ床に布団を敷いて寝る。
その場合、横を向いてもベッドの下の暗闇しか目に入らず、どこか切なかった。
だけど今日は
4『もっとそっちに詰めてくださいよ、もう一枚布団が敷けないんで』
ベッドがあるにもかかわらず、2つ並べて布団を敷いた。
ゴロン、と寝返りをうつ。
横を向くと、四郎の背中がぼんやりと暗いながらも確認できる。
ただそれだけで、部屋に1人で居るよりも安心できた。
3「俺、どうしたらいいかなー。」
暗闇の中、ポツリとつぶやく。
4「…さぶにぃはどうしたいの?」
寝てると思った目の前の背中から、ハッキリと声が返ってきた。
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ルリ@先生かっこよす(プロフ) - オリジナルフラグを外してくださいね。 (2015年3月8日 14時) (レス) id: 93869995fe (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 先が気になります! (2013年12月31日 19時) (レス) id: 8b2c934f68 (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 二郎さんストーリー★これからが楽しみ♪ (2013年3月4日 22時) (レス) id: 0b3c1e5c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2013年1月13日 16時