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悩む ページ22

〜4〜


料理もだいぶ落ち着き、椅子を跨いで背に腕を掛ける状態でひたすらゲームに集中。


3「手伝う事ない〜?」


そう言って入ってきた さぶにぃ に目を向ける事なく返答する。


4「ありませんね。…ていうかアナタ接待してきなさいよ。」
3「しろ冷たい…」
4「冷たくないわ!……じゃ、皿でも洗ってもらいますかね。」
3「やるやる〜!よろこんで〜♪」


あからさまに凹んだ さぶにぃ にそんなに溜まってもいない皿洗いをお願いした。


ちょっと目を離しただけなのに、手の中にある液晶画面にはゲームオーバーの文字…。


4「……。」


結構いい感じだったのにな。


やる気を削がれたのでキッチンと客席を繋ぐ扉をあけて外の様子を見る事にした。


ふと目に止まるのは、沢山のモデル仲間たちに囲まれて楽しそうに話す五郎の姿。


兄弟1のモテ男。


4「やっぱ ごろくんはスゴイねぇ…」


ポツリ、独り言でつぶやいたはずだったのに


キッチンの奥から返事が返ってくる。


3「でしょ〜?ほーんと、ごろ人気だよね!?大人気!」
4「……。ですねぇ」


バシャバシャと水しぶきをあげながら皿洗いしている さぶにぃ 。

……。


あ〜あぁ、そんなに床水浸しにしちゃって…後でモップかけなきゃな…。


そんでもって、な〜に柄にもなく考えちゃってるのかな、この人は。


さぶにぃ を凝視しながら扉の前で腕を組みしていると


2「どしたの?仁王立ちなんかして、入れないけど(笑)」
4「ごめん、じろにぃ(笑)」
2「いえいえ(笑)はい、これも洗いでお願いね」
4「はーい」
2「あ〜…、なんだか悩んでるねぇ」


じろにぃが肩越しに覗き込んだ。

本音→←避ける



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ルリ@先生かっこよす(プロフ) - オリジナルフラグを外してくださいね。 (2015年3月8日 14時) (レス) id: 93869995fe (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 先が気になります! (2013年12月31日 19時) (レス) id: 8b2c934f68 (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 二郎さんストーリー★これからが楽しみ♪ (2013年3月4日 22時) (レス) id: 0b3c1e5c49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2013年1月13日 16時

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