見知らぬ人 ページ20
〜5〜
普段会わない人たちと会えたり、いろんな話聞けてすげー楽しい。
事務所に所属してる中であまり露出してない俺ら、それでも最近は新しい仕事のお誘いなんかの声もかけてもらえる様になった。
ありがたい話なんだけど、大学も店の手伝いもあるしな〜…って考えて雑誌専属の仕事はだいたい断わる事が多い。
さぶにぃ は何か勘違いしてるみたいだけど…。
3「はい、ごろ。新しい料理出来たって。」
5「あ、ごめん。俺も手伝うよ」
3「いいのいいの。ごろ は接待役〜(笑)」
そこに見知らぬ1人の男性がやってきて
「やぁ、君たちが舞駕兄弟だね?話は聞いてるよ」
そういって手を差し出してきた。
5「どーも」
3「こんにちは」
無視する訳にもいかなくて、流れで2人交互に握手を交わした。
3「話って?」
5「さぁ?」
男の人が誰かを捜して周りをキョロキョロしてるのを横目に、聞こえないように小声でこそこそと耳打ちで話し合う。
よく見るとスーツはよれよれでシワだらけ、髪の毛は無造作にセットされた…っていうよりか寝起きのまんま?みたいな格好…。
社「あら、近藤さん!会えました?」
辺りを見渡していた男性に気づいたように社長が駆け寄ってくる。
5「社長、こちらの方は…?」
近「挨拶が遅れまして、フリーでカメラマンをしています近藤といいます。」
3「カメラマンさん」
社「そうなのよ、たまたまあなた達が不定期連載してる雑誌見て、会ってみたいってなってね、今日招待したの♪」
思わず2人で顔を見合わせた。
80人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「家族」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルリ@先生かっこよす(プロフ) - オリジナルフラグを外してくださいね。 (2015年3月8日 14時) (レス) id: 93869995fe (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 先が気になります! (2013年12月31日 19時) (レス) id: 8b2c934f68 (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 二郎さんストーリー★これからが楽しみ♪ (2013年3月4日 22時) (レス) id: 0b3c1e5c49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆず | 作成日時:2013年1月13日 16時