ほんとだ ページ28
〜4〜
押し慣れてきたインターフォンを押すと、聞こえてくる明るいトーンのおばちゃんの声。
「いらっしゃい♪」
そういって自動の門を開けてくれた。
扉が開くと同時に、視界いっぱいに広がるイングリッシュガーデン。
「写メで見せてもらってはいたけど…本当に凄いね」
「本格的でしょ〜?」
「いやいや、さぶにぃの家じゃありませんから」(笑)
扉が開いてまだ数歩しか進まないうちにあまりの感動で立ち止まる みんな。
いちにぃなんかしゃがんで薔薇の花をつついてる。
「イテっ」
「あー、もう。何やっての、ホラ」
薔薇の棘で指を切る。
…なんてベタなんでしょう(笑)
そしてすぐ出てくる絆創膏。
「ありがと、さすがだね」
「自分で使うことは滅多にないんだけどね」
「あはは、だろうね」
「あらあら、中々来ないと思ったら。まだこんな所に居たの?」
インターフォンを鳴らしてから、いつまでたっても家まで到着しないもんだから、迎えにきてくれたみたい
いつもと同じ、マイナスイオンな笑顔で。
『あ、ほんとだ』
一緒に振り返った じろにぃと ごろが声をハモらせたのは、言うまでもない(笑)
ラッキーアイテム
革ベルト
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にゃん(プロフ) - はじめましてー(^^)にゃんともうします。にのみあさんがとっても可愛いです。更新がんばってください(^O^) (2012年10月7日 18時) (レス) id: 6a45053acd (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 更新ガンバレ!楽しみ! (2012年9月11日 14時) (レス) id: 0b3c1e5c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2012年7月9日 9時