検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:103,315 hit

近所のおばちゃん ページ23

〜2〜


その日の夜


父さんの帰りを待って、6人でテーブルを囲む。


「今日は観光にでも行ってきたか?」


「うん、一郎くんとミュージカルと美術館に行ってきたよ。」


「俺は五郎とマーケット、長い長い買い物に付き合った!」(笑)
「長いは余計だろ」
「だってホントに長かったんだもん」(笑)


まぁ、そうだろうな。


五郎はいろいろこだわりがあるタイプで、料理に興味を持つようにになったら食材にもこだわるようになったんだよね。


五郎らしい(笑)


「四郎はなにしてたんだ?」


何も言わない四郎に、父さんが聞いた。


「散歩に行きました。気持ち良かったですよー」


あまりお腹が空いていないのか、さっきからスープをちょびちょび飲んでいるだけの四郎。


「しろ、腹減ってねぇの?」


隣りに座ってる五郎がすかさず突っ込む。


「すみません、お昼に食べすぎちゃいまして」


そう言って、お腹をさすりながら笑う。


ん?


四郎が食べ過ぎる…?


1人で居たら食べないか、もしくはパンひとつだったりコーヒーだけで済ませてしまう位に食が細い


そんな四郎が食べ過ぎるのは、ほいほい世話を焼く様な、他に誰か人がいる時だ。


「もう友達できたの?」
「さすがじろにぃ」(笑)
「え、なに友達!?早すぎない!?」


四郎の顔を見ようと、五郎の隣りに座っていた三郎がテーブルに身を乗り出した。


「ちょっと行った所にある家の、日本人のおばちゃんです♪」
「出た、おばちゃんキラー」(笑)
「近くに日本人住んでるんだー」


「なんだ、四郎はもう会ったのか」


『え?』


思わず5人声がそろった。

三郎と四郎→←コメ返


ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:ゆず , 舞駕家 , 家族
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

にゃん(プロフ) - はじめましてー(^^)にゃんともうします。にのみあさんがとっても可愛いです。更新がんばってください(^O^) (2012年10月7日 18時) (レス) id: 6a45053acd (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 更新ガンバレ!楽しみ! (2012年9月11日 14時) (レス) id: 0b3c1e5c49 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆず | 作成日時:2012年7月9日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。