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一郎と二郎 ページ12

〜2〜

朝、自然と目が覚めた


ベッドから落ちそうなくらい端にいる、ゴロンの寝返りをうち真ん中に戻る


見慣れない天井を見上げ、しばし思考回路が停止する


「あ、そっか」


ニューヨークに来たんだっけ


アラームに起こされる事もなく、たっぷり睡眠を取った体を起こし


腕を上に挙げて軽く伸びをする


足元には、どうやったらそうなるか分からないが、寝る前に着ていたはずのTシャツと短パンが落ちていた


「…場所は関係ないのね」


二郎は家族一寝相が悪い、頭と足の位置が反転していたり、朝起きると服が脱ぎ捨てられていたりするのは日常茶飯事


寝癖のついた髪をぐしゃぐしゃっと手ぐしで直す


徐々に頭が回転し始めると共にお腹も空いてきた


落ちているTシャツと短パンを広いあげて着なおし


この部屋に居るはずのもう一人の姿を探すと、隅にある大きめのソファに身を丸めるようにして寝息をたてる一郎くんの姿があった


「ベッド使えばいいのに」(笑)


二郎と違って、一郎は器用にまるまってソファに収まっている


あまりに気持ち良さそうに寝ているので、起こすのを辞めて


適温にクーラーが設定されているから、風邪をひかないようにとタオルケットをかけて部屋を出た


時刻は10時30分


いつもの倍は寝れていて、長旅の疲れはどこへやら…身体か軽いような気がする


今にも鳴りそうなお腹を抑えながら階段を降りた

ブレックファースト→←おかえり


ラッキーアイテム

革ベルト


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にゃん(プロフ) - はじめましてー(^^)にゃんともうします。にのみあさんがとっても可愛いです。更新がんばってください(^O^) (2012年10月7日 18時) (レス) id: 6a45053acd (このIDを非表示/違反報告)
にや(プロフ) - 更新ガンバレ!楽しみ! (2012年9月11日 14時) (レス) id: 0b3c1e5c49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2012年7月9日 9時

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