電話* ページ9
一郎サイド
しろの頭を撫でてると、トロンとしてた目が
少しずつ下がるまぶたに隠れていった。
うんうん、このまま寝ちゃえって思ってたら
「ピリリリッ」
とポッケの携帯が鳴った。
寄り掛かってたしろの体がビクッとしたのが分かって
かわいそうな事をしたと思った。
一「ごめんなしろ。せっかく寝れそうだったのに」
しろは何も言わずに首を横に振った。
そして潤んだ目で俺を見た。
早く出なきゃって言うみたいに。
一「ここ、寄っ掛かれる？...うん、ごめんね」
しろをソファーに寄り掛からせて、廊下に出た。
・
一「..もしもし」
「舞賀、体調はどうだ？」
相手は、佐々木さんだった。
帰って休むように言ってくれた佐々木さん。
一「お陰さまでだいぶマシになりました」
佐「そりゃ良かった。
マシって事はまだ本調子じゃ無いんだな」
一「あ..いや、そんな事無いですよ。
早く仕事したいなーって思ってますもん」
佐「馬鹿言え、無理して出てこられてもこっちが困る」
一「すいません...」
佐「ははっ、冗談だよ。
焦るのも分かるが、こっちの事は心配するな」
一「...はい。熱下がって元気になったら、
またよろしくお願いします」
佐「おう、じゃあな」
一「はい、また..」
俺の周りには優しい人しか居ない。
・
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碧空(プロフ) - ろざさん» ノロノロ更新ですが、頑張りますね♪ありがとうございます！ (2015年10月12日 23時) (
レス) id: 6b106c4e9b (このIDを非表示/違反報告)
碧空(プロフ) - ろざさん» 読んでいただきありがとうございます(^-^) 申し訳ないです、更新が止まったものとかがあって、それを皆さんに見せるのはどうなんだろう..と思って、一旦パスワードをかけることにしました。完結しているものはまた見られるようにしたので、良かったら読んでください (2015年10月12日 23時) (レス) id: 6b106c4e9b (このIDを非表示/違反報告)
ろざ(プロフ) - 更新ありがとうございます。少し前に他のお話も再読させていただこうかな。と思って覗いたら全ての作品にパスワードかかっていたので心配しておりました。更新は碧空さんのペースでかまわないのでまた読ませて下さい〜！ (2015年10月12日 22時) (レス) id: 7d13517a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧空 | 作成日時：2015年5月29日 22時
