［番外編］*s.s ページ31
二郎サイド
でも、起こすか。
二「いち兄、いち兄起きて」
肩をトントン叩いて起こす。
寝起きの悪い兄は、
「んーっ..」と唸って、寝返りを打った。
一「...あ、ふふ。おはよ」
二「お、おはよ...あのさ..」
一「あ！今何時！？」
跳ねるように飛び起きたいち兄。
二「え、6時10分だけど」
一「やば、遅刻する！」
ダダダー！っと風のように出て行ってしまった。
わけもわからず後を追った。
五「おはよー」
一「ごろ、おはよ」
いつもより早くごはんができていた。
二「ごろ、もしかして...知ってたの？」
五「おはよ、うん。じろ兄以外はみんな知ってる」
二「マジかよ...」
一「サプラーイズ。だよ」
二「サプライズじゃ収まらないくらい驚いたんだから、
まったくもう...」
口ではそう言ってるけど、嬉しくてたまらない。
にやけそうになるのを抑えるのでいっぱいいっぱいだ。
一「とりあえず、一旦ばいばいだよ。また夜帰ってくるからね」
二「マジで？」
一「こんだけで終わると思っちゃったダメだよ」
ふふん、と得意げに言いながらごはんをかきこんだ。
一「いっぱい祝われるだろうね、学校で」
二「あー..だね」
五「じろ兄は大人気だからね」
二「それはねぇよ」
一「ごちそうさま！まぁ、今日一日楽しむんだぞ？じゃあ行ってくるね」
五「食器そのままでいいよ。行ってらっしゃい」
一「ごめん、ありがと。行ってきます！」
あっという間すぎて...
五「ふふ、じろ兄早く食べなよ」
二「あ、うん..いただきます」
夜、詳しく聞いてみるか。
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碧空(プロフ) - ろざさん» ノロノロ更新ですが、頑張りますね♪ありがとうございます！ (2015年10月12日 23時) (
レス) id: 6b106c4e9b (このIDを非表示/違反報告)
碧空(プロフ) - ろざさん» 読んでいただきありがとうございます(^-^) 申し訳ないです、更新が止まったものとかがあって、それを皆さんに見せるのはどうなんだろう..と思って、一旦パスワードをかけることにしました。完結しているものはまた見られるようにしたので、良かったら読んでください (2015年10月12日 23時) (レス) id: 6b106c4e9b (このIDを非表示/違反報告)
ろざ(プロフ) - 更新ありがとうございます。少し前に他のお話も再読させていただこうかな。と思って覗いたら全ての作品にパスワードかかっていたので心配しておりました。更新は碧空さんのペースでかまわないのでまた読ませて下さい〜！ (2015年10月12日 22時) (レス) id: 7d13517a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧空 | 作成日時：2015年5月29日 22時
