暮れて* ページ23
二郎サイド
いつの間にか自分も寝てて、
目が覚めると窓の外はオレンジ色に染まっていた。
夕方になると、他にはないような虚無感が襲う。
もう今日が終わる。
この一日を、一秒たりとも無駄にせず過ごせていただろうか。
無駄な瞬間なんて実はない。
わかってる、わかってるけど...
ニ「.....」
ボーッと外を眺めていたら、
顎の辺りに何かが触れた気がして
ニ「ひぃぃっ！？」
と盛大にビビってしまった。
それと同時に、膝の上の重みが無くなった。
え、無くなった？
一「....じろ」
俺の足元のカーペットにおかしな体制で転がる兄が...
ニ「わ！マジでごめんなさい！」
すぐさまカーペットに膝をつき謝った。
一「んな驚かなくったって...」
ニ「いや、その...完全に気が緩んでたから..」
あんなビビった自分が今更恥ずかしい。
顔がどんどん熱くなってく。
一「おれ、触っただけだぜ？」
ニ「うん...ほんと、恥ずかしいです」
ふぅ、といち兄は息を吐き、ふわっと笑った。
一「驚かせちゃってごめんね」
あまりに動かないから、
目開けて寝てるかと思ったんだって。
まぁ意識は飛びかけていたけど。
ニ「いいよ、こんなことで謝らないで
それより...」
とりあえず、弟たちに言わないように口封じをしなきゃ。
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碧空(プロフ) - ろざさん» ノロノロ更新ですが、頑張りますね♪ありがとうございます！ (2015年10月12日 23時) (
レス) id: 6b106c4e9b (このIDを非表示/違反報告)
碧空(プロフ) - ろざさん» 読んでいただきありがとうございます(^-^) 申し訳ないです、更新が止まったものとかがあって、それを皆さんに見せるのはどうなんだろう..と思って、一旦パスワードをかけることにしました。完結しているものはまた見られるようにしたので、良かったら読んでください (2015年10月12日 23時) (レス) id: 6b106c4e9b (このIDを非表示/違反報告)
ろざ(プロフ) - 更新ありがとうございます。少し前に他のお話も再読させていただこうかな。と思って覗いたら全ての作品にパスワードかかっていたので心配しておりました。更新は碧空さんのペースでかまわないのでまた読ませて下さい〜！ (2015年10月12日 22時) (レス) id: 7d13517a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧空 | 作成日時：2015年5月29日 22時
