優しい(貴方side) ページ23
顔を上げると、そこには潤がいた。
もう、ばれちゃった…。
潤 「どうしたの？話してみ。」
「…っくっく、じゅんっ、っくっ、…」
潤 「ははっ、落ちつけ、落ちつけ。大丈夫だから、なっ。」
「っくっ、んっ、じゅんっ、っひくっ、」
潤 「分かったよ？大丈夫。まず、落ちつけよ。」
私は、潤の優しさに安心したのか、一気に涙が溢れた。
しばらく、潤の腕の中で泣いた。
そして、やっと落ち着いた。
潤 「どう？落ちついた？」
私は、コクンっ、とうなずいた。
潤 「よしっ、じゃあ、話してみ？」
小さな声で、私は話し始めた。
「…智はさ、…私の事…嫌いなのかな…なんか…恐くてね…恐くて…。」
潤は「うん、うん」とうなずいてくれた。
「…智さ…私の事…「友達」なら…好きだって…「友達」…ならっ…。」
また、涙が出てきた。
「…私は…もっと…もっと…皆の事…好きなのにっ……どうしてかっ…分かんなくてっ…。」
鼻声で、聞こえずらいのに、潤はしっかり聞いてくれていた。
そして、優しく、抱きしめてくれた。
潤 「大丈夫、智はAの事嫌いなんかじゃないよ？
多分、恥ずかしかったんだよ。
皆の前で、Aの事好きって言うのが。
だから、本当はAの事…好き…なんだよ？」
潤は、「大丈夫、大丈夫」と背中をさすりながら言ってくれた。
優しく、包み込むように抱きしめてくれて、うれしかった。
いつの間にか、私は泣き疲れて潤の腕の中で眠っていた…。
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てんとうむし(プロフ) - 皆様！コメントを沢山描いてくださり、ありがとうございます！とっても嬉しいです。頑張って更新していくので、よろしくお願いします！ (2010年12月11日 11時) (
レス) id: 4793a6cdc3 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - 友達になってください！ (2010年4月17日 17時) (レス) id: ed0597e485 (このIDを非表示/違反報告)
智子 - 希寧♪友達になってくれてありがと!!時計じかけのアンブレラ大好き☆いい曲だよね♪これからはタメ＆呼び捨てだよ!!じゃっ更新ふぁいと☆ (2010年3月27日 19時) (携帯から) (レス) id: ee713f296c (このIDを非表示/違反報告)
智子 - 友達になってくれてありがと!!時計じかけのアンブレラ大好き☆いい曲だよね♪ (2010年3月27日 19時) (携帯から) (レス) id: ee713f296c (このIDを非表示/違反報告)
み〜c(智 - 希寧ｻﾝ→面白かったです！よければ智ﾀﾞﾁに… (2010年3月27日 10時) (レス) id: 4d2e5a0779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんとうむし
