ま い ど お お き に ！ ** Kansai Jr. **

ジュニスポ 野球編2 ページ8

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ピッチング



コ「適当にパッと持ってみてください」


コ「これはツーシームという変化球ですね」

望「お前なんでそんなん知ってんねん」

重「なんでそんな知ってるん」

望「お前ツーシームって！」

「マニアックな変化球やでそれ！」

重「すごいな」

コ「あとこれはフォーシームですね」

「！？！？」

重「お前もかい！」

望「またフォーシームて！」

藤「本人一番驚いてる」

「え、これフォーシームですか？」

コ「フォーシームです」

望「感動してる場合とちゃうやろ！」

「私ら上級者やん。なっ！」

紫「なっ！」


「そういえば、私最初届かへんかったやん」

重「そこで上級者ちゃうからな」

望「とにかく思いっきり投げてみ？」

「うん」


コ「今、まだ動きが固いから、こう」

「こうですか？」

コ「もっと柔らかく」

「柔らかく？って、どんなですか？」

コ「自分の腕を鞭だと思って」

「おぉ！なるほど！」

重「…それで叩かれたら怖いな」

望「それなんか違う方いってるからな」

藤「んふふ」


「うをっ！届いた！届いた！見た！？」

重「みんな見てたで」

「ヤバいめっちゃ嬉しい！感動！」

紫「、ぅおぅ」

望「急に抱きつくから紫耀驚いてるやん」

藤「でもニヤけてる」

重「だ、抱きつくなそして抱きしめるな！」




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