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｢なんか、香水つけた？？｣
A｢え、分かる？｣
｢うん。なんか違うもん｣
A｢んふふ｣
大学の友達の景子にそう言われる。
モデル体型の可愛い景子は薔薇の香りのような
そんな香りをいつも纏って女性らしい。
｢あ〜分かった、片想い中の先輩の好みか｣
A｢驚く程に的確｣
｢当たってるでしょ？｣
A｢まぁ、大当たり｣
｢ってことは今日もバイト？｣
A｢うん｣
｢……最近Aバイト多すぎて全然遊べないじゃん｣
A｢ごめんて〜〜埋め合わせするから！｣
｢絶対だよ？｣
A｢うん絶対！｣
………………と、言ったものの
奨｢ごめんね〜やっぱ2人しか雇ってないからシフトぎゅうぎゅうで｣
店長の奨さんは両手を合わせて申し訳なさそうな顔をする。
アットホームで隠れ家的な店だから仕方ないことなのだけれども
碧｢俺は全然大丈夫っす｣
A｢私も平気ですよ｣
奨｢ほんとありがとう〜！｣
こりゃ、景子に怒られちゃうな〜
そう考えているとお客さんの会話が聞こえてくる
�� クリスマスどうするの？ ��
�� 私彼氏とディナーなんだ ��
�� 羨ましい〜！！このやろ〜〜〜〜！ ��
そうだ、クリスマス
クリスマスが近づいてるんだ
どうせバイトで埋まるクリスマスも
近くに金城先輩がいるから幸せだな
そうニヤニヤとしていた。
碧｢付けて来たんやね、香水｣
A｢あっはい！｣
碧｢やっぱええ匂い｣
ニヤッと笑ってこの場を去った。
……先輩はこの匂いが先輩の纏う匂いに似てること知ってるのだろうか
先輩に抱きしめられてるみたいな感覚になるこの匂い
私、変態みたいだなぁ、、、
発売されたらすぐ買いに行こう
A｢いらっしゃいませ！｣
さ、今日も先輩に少し近づけて
幸せな日になったな
幸せが溢れていくようなそんな風に心が満たされる
だからもうしばらく片想いでもいいな
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nanako(プロフ) - 最高です！！続きが楽しみー！！ (2021年1月19日 0時) (
レス) id: 9b745494ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃしゃ | 作成日時：2020年12月24日 23時
