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一章、エピローグ ページ50

「ちゃんと、持った?忘れ物ない?」

「はい、全部確認しました」


ゆりさんと途中まで送るレイジさんの車の前で最終確認


「そうだ、これもA用だ」


シュミレーションルームでクローニンさんがずっといじってたトランクケース。中にはいつも使っていた機械の小型版。などなど


「トラッパーが使ってるあれの別バージョンだ。トリガーの改造ぐらいなら前のように出来るぞ」

「流石だなクローニン。Aは方向音痴だからちゃんと見とけよ」


支部長、まさかあのマップのアプリを見ても方向を間違えるとか思っているのか。自信はないが多分、大丈夫なはずだ


「私と辻のお土産忘れんじゃないわよ」

「お、いいな。おれのも頼む」

迅さんの冗談に桐絵が噛み付く。

「あんたのはいらないでしょうが!」

「次に戻るのはどのくらいなの?」


桐絵と迅さんが後ろで喧嘩をするのをスルーして宇佐美がコーヒーを飲みながら期間を聞く


「約一年だな、あまりにも成果がなければ伸びるかもしれん」

「案外難しいのよね〜、大阪の時の生駒くんみたいにサラッと終わればいいのだけれど」


三門市内では割とほとんどの学生が入隊を希望するが県外だとそう上手く運ばないらしい。県境の壁は暑い


「まぁ、とりあえず無事ならなんでもいいです。ちゃんと三食食べてストレスで旅先で倒れないことっすね」

「うん、気をつける。京介も勉強頑張ってね」


確認が済むと他の部隊との合流地点まで送られる。その後、まだ行ってない県へとスカウトしに


ひとまず、エリン家騒動後、玉狛支部での5日間と数時間を完了しこれと言って約半年まで当分変わり映えはしなかった。



「急にしっかり意思が固まってたな。何を言われた?」


車の中、一昨日の話をした


「…ただ、玉狛支部に戻ってきていいと言われただけです。」


満足気にそう言うと窓から入る風を感じながら遠くなる三門市を見た。

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豆腐ノ木(プロフ) - ゆきむらさん» 4週…!?まじか嬉しすぎて頭おかしくなりそう…!!コメントありがとうございます!! (2021年3月29日 23時) (レス) id: bba6fd72fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆきむら(プロフ) - ふぇ!!?!更新?!!(*´`*)ドキドキ。この作品好きすぎてもう、4週くらいしてます…続きが読める日を楽しみにしてます!!! (2021年3月25日 16時) (レス) id: 7eb94c6b54 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐ノ木(プロフ) - あいさん» もちろんです。言わばこれほぼ序章で、いずれ原作に続く予定です。じゃないと全くもってストーリー書ける気がしないので!応援ありがとうございます! (2018年11月25日 17時) (レス) id: 696f41baff (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - そういえばなんですがこのお話は原作沿いまで続くのでしょうか?私的には続いてくれると嬉しいです!これからも更新頑張ってください! (2018年11月25日 17時) (レス) id: a2c75168cb (このIDを非表示/違反報告)
豆腐ノ木(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!誤字脱字沢山あって読みにくいか心配ですが、ご期待に添えるよう頑張ります! (2018年11月5日 18時) (レス) id: 696f41baff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:豆腐ノ木 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年11月3日 23時

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