七十二球目 ページ23
蓮「最近の悠、無理しすぎ。俺に頼ればいいのに頼らないし、心配だったんだよ。」
珍しく兄貴が真面目に話す。
貴方「そう?とりあえず、心配してくれてありがとう。」
確かに色々考え事はしてたけど、そこまでだっただろうか?
蓮「どうせ過去のことはいつ話そうとか話して嫌われないかとかそんなことだろうけど。」
ほとんど言い当てられたので言葉に詰まる。
蓮「その様子じゃ、図星だな。どうせだし、今話せば?」
貴方「は!?」
いきなりなんてことを言い出してくれるんだろうか。
鵜飼「なぁ、悠ってなんかあったのか?」
貴方「ええ、まぁ。」
澤村「お前が良ければ話してくれないか?無理にとは言わんが、、、。」
ここまで言われてしまっては話すしかない。
もともと話そうとは思っていたし、どうせ話すことにはなるのだから。
覚悟を決めて周りを見れば、人が増えている。
及川「やっほー、悠ちゃん!お待ちかねの及川さんだよ☆」
貴方「こんばんは、及川先輩。お待ちかねではありませんので、どうぞ回れ右をしてそのまま進んでください。」
及川「それって帰ってくれってことだよね!?」
貴方「まぁ、そうとも言いますね。」
及川「そうとしか言わないと思うけどな!?」
あー、煩い。
この人、なんでこんなにテンションが高いかな?
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃんこ | 作成日時:2016年7月5日 12時