サバサバ系女子と排球部 2 (ページ20)

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六十九球目ページ20

時間も過ぎ、潔子先輩たちも帰ってしまった。

つまらん。

貴方「風呂でも入るか、、、。」

お湯に浸かりながらここ数日をぼんやりと振り返る。

あいつらといると少し騒がしいけどそれでも楽しいなぁ。

けど、過去のことはいつ話そうか。

嫌われないかな？

嫌われたらまた一人になるのかなーなんて嫌なことが頭をかすめる。

貴方「やめやめ。早く出よ。」

部屋に戻り、寝る準備を始める。

貴方「結局、西谷のやつは迎えに来ないし、、、。」

あれだけ誘われただけに少しがっかりする。

と思っていたらなんだか外が騒がしくなった。

？「悠っ！」

いきなり人の声が聞こえたと思ったら、兄貴が転がり込んでくる。

しかし、兄貴の様子がなんとなくおかしい。

それに目の前の光景に言葉が詰まる。

貴方「あのー、何をなさっていたんですか？鵜飼監督。」

兄貴を止めようとした鵜飼監督の腕が兄貴の腰に絡まっており、二人して横になっているのだ。

しかも兄貴が少し暴れたのか二人の少し浴衣がずれている。

ん？もしかして、、、。

鵜飼「違うっ！お前の考えてるようなこととは違うからな！！」

貴方「いえ、価値観は人によって違うし、自由だt」

瞬間、頭にゲンコツが降ってきた。