11 ページ11
・
…おい！
Aはよ起きろって！
「ん…？」
誰かに声をかけられうっすら目を開けると目の前いっぱいに広がる廉の顔
「うわああああ！！ビックリした！！！てかいつ帰ってきたの！？！？」
廉「うるっさいわボケェ！！突然大きな声出すなや近所迷惑や！！しかもなに呑気にスーカースーカー寝とんねん！！」
うるさいのはそっちも一緒でしょ…
どうやら私は泣き疲れて
眠ってしまっていたみたいだ
外を見ると既に雨も雷もおさまっていた
何故かキレている廉をよく見ると
服も髪も濡れている
岸の家にいたんじゃないの…？
廉「ぶぇっくしょん！！！！」
「汚いっっっ！！！」
廉「しゃーないやろ！！こっちは帰ってくる途中で雨は降ってくるし雷は鳴るし傘も持ってへんからズブ濡れだったんやぞ！！」
いやいや、
それはあんたが突然出て行ったからでしょうよ…
「ん。」
濡れてしまった廉のためにタオルを持ってくると
突然、突き出された1つの箱
雨で濡れてしなしなになってるけど、、
開けてみるとそこにはプリンが2つ
こ、こ、これは…！！
駅前のゴールドプリン…！！
私が前から食べたいって言ってたやつ！！
なんでこれを廉が！？
驚いて固まっていると廉が口を開いた
「お前が機嫌悪いから買ってきたんよ…ただ、スマホは忘れるし、普段電車使わんから駅までの道分からんくなって迷子にはなるし、おまけにズブ濡れなるし最悪やったわ！！！」
文句を言いながら力まかせで髪の毛を拭き始める
私のため？
わざわざ駅前まで行ってくれたの？
…優しいところあるんじゃん
いつもなら廉の大きな声を聞くだけでイライラするのに、この時だけはなぜか
廉が隣にいることに安心している自分がいた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1091人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
睡 蓮 。(プロフ) - Maiさん» はい！受験頑張ってください！ (2019年9月2日 15時) (
レス) id: eda5b4aeb3 (このIDを非表示/違反報告)
Mai(プロフ) - 睡 蓮 。さん» 受験が終わったら廉くんだけでなく他のメンバーがメインの作品も作ってみたいなと思っているので楽しみにしていただけると嬉しいです(＾＾) (2019年9月1日 20時) (レス) id: 06551c876c (このIDを非表示/違反報告)
睡 蓮 。(プロフ) - Maiさん» そうなんですね！岩橋玄樹くん寄りのじぐいわきし担です(*^^*) (2019年9月1日 19時) (レス) id: eda5b4aeb3 (このIDを非表示/違反報告)
Mai(プロフ) - 睡 蓮 。さん» きてぃれん担ですよ〜！そのため私の書く作品は2人が登場人物です(＾＾) (2019年9月1日 18時) (レス) id: 06551c876c (このIDを非表示/違反報告)
睡 蓮 。(プロフ) - Maiさん» 誰担ですか？絡みましょう(*^^*) (2019年9月1日 10時) (レス) id: eda5b4aeb3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むーちょ | 作成日時：2019年8月16日 20時
