おせっかいの愛の先には (ページ10)

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先生と一緒に移動する

階段を上ってすぐのところに教室があった

中からは、ガヤガヤと話し声が聞こえる

廉『じゃあ呼びに来るまでここで待っててな』

そう言って、先生は教室に入っていった

廉『はい席ついて～』

ガタガタと椅子を引く音

廉『えっとー、気づいてる人もおると思うけど、このクラスに転入生が来ました』

ざわつく教室

まじで？やっぱりなどいろんな声が聞こえる

ドアが開いて、先生が呼びに来た

廉『じゃあ、来て』

教室に入り、黒板の前に立つ

廉『簡単でいいから、自己紹介、してもらえる？』

｢えっと、高山Aです。東京から来ました。よろしくお願いします｣

東京から来たと言った途端目が輝いた人数名

そんなに...？

私が住んでたところ住宅街のど真ん中だけどな

それに千葉なんて隣なんだから...ディズニーあるし

廉『じゃあ、席はあの窓側の後ろのとこね』

窓から2列目の一番後ろ

きっと去年までこの席はなかったんろだう

隣の席の男の子は

つまらなそうに窓の外を見ていた

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