おせっかいの愛の先には (ページ31)

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涼『でもこっち来るなんて珍しいね、みんなもう1つの方行くのに』

「もう1つ...？」

瑞『知らないのかよ』

私と橋本くんも上に登って、3人で雑談

橋本くんはいちごミルクを飲んでいる

...かわいい、

ちなみに私はりんごジュース

「屋上2つもあるんですか？」

涼『あっち、新校舎の方』

「あ、本当だ...」

橋本くんが指さした方に、新校舎の屋上が見える

なんか、あっちの方が良さそう

ベンチとか、テーブルとかあって

「...でも、私はこっちでいいかな、」

涼『へぇ、どうして？』

「人多いの、あんまり好きじゃないから」

涼『ふーん』

人見知りなのもあって、人が多いと緊張しちゃう

涼『じゃあ明日もこっち？』

「え、あ、明日は...」

瑞『は、来んな』

涼『もー瑞稀冷たい』

明日は友希がいるから教室で食べる予定だし。

言われなくても行かないし。

「...明日は友達と食べるので来ないです」

瑞『あぁ、あいつか。今日は部活でいないんだっけ』

涼『じゃあバド部なんだねその子』

「あ、はい、」

先生の話、意外とちゃんと聞いてるんだな

...待って、もし友希に

2人と一緒にお昼食べたのがバレたら...

絶対怒られる。うん。

でも、そんな悪い人たちには思えないんだけど、

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