おせっかいの愛の先には (ページ30)

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昼休み

友希は部活の集まりがあるらしく、

1人でお弁当を食べることになった

友『ほんとごめんね、』

「大丈夫だよ、そんな気にしないで」

どうしよっかな

教室で1人っていうのも寂しいし...

あ、屋上行ってみようかな

行ったことないし行ってみよう

友希が、階段ひたすら上がればいいって言ってたし

前の高校は屋上行くの禁止だったから

ちょっと憧れ

「...あ、」

涼『あれ、転校生ちゃんじゃん』

「高山Aです、」

ドアを開けると、橋本くんがいた

井上くんはいないのかな

涼『瑞稀～』

瑞『なに...は、なんでいんの』

いました。

はしごを登った、少し上のところ

もしかして、いつもここにいるのかな、

瑞『...はしもっちゃん、もしかして』

涼『鍵閉め忘れたみたい』

瑞『はぁ...』

「あの、迷惑なら帰りますけど...」

涼『全然迷惑じゃないよ！』

「そ、そうですか、」

井上くんはすごい嫌そうな顔してるけど、

橋本くんがいいって言うならいっか

井上くんは、相変わらず上でパックのお茶を飲んでいる

涼『えー、そんなとこじゃなくてもっとこっち来なよ』

「え、」

橋本くんが座っているところの反対側に座ると

そう言われ、仕方なくそっちへ

瑞『ちっ、女好きめ...』

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