おせっかいの愛の先には (ページ24)

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『じゃあ、リハがあるやつは体育館行けよ～』

先生がそう言うと

クラスのみんなが続々と席を立つ

友『Aって、部活どうするの？』

「あ、私テニス部のマネージャーになったよ」

友『え、もう！？なんで、早くない？』

マネージャーになる、と言ったら

すごく驚いている友希

まぁ、まだ転校して2日目だし(笑)

「引っ越したお隣さんがテニス部の人で、頼まれたんだ」

友『へぇ～、それって誰？この学年？』

「うん。浮所くん、っていうんだけど」

友『へ、』

名前を出した瞬間、固まった友希

え、なに、どうした

「ど、どうしたの…？」

友『浮所って、B組の浮所飛貴、？』

「うん、そうだけど…」

私、なんかまずいことしたかな…？

友『まじで！？え、それ本当にすごいよ、浮所くんめっちゃモテるから！』

「そ、そうなの、？」

友『うん。頭よくて、運動できて、ルックスもよし。しかも性格もいいの。モテるに決まってるじゃん』

確かに、かっこいいかも、？

テニス部だから、運動できるだろうし

頭良いんだ…

友『ほんと気をつけな？家が隣でマネージャーなんて…』

「気をつける…？」

友『うん。浮所くんのこと好きな人たちとか。特に、カースト上位のキャピたちね』

「あぁ…」

漫画みたいに呼び出されて

もう近づかないで、とか言われたりするのかな…(笑)

そんなことを話ながら体育館に向かっていると

浮『高山さん！』

「浮所くん、！」

浮『俺らは部室集合なんだ、案内するよ』

「あ、うん。じゃあね友希！」

友『おぉ…頑張って…』

浮所くんに連れられて

テニス部の部室へ向かった

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