おせっかいの愛の先には (ページ23)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:30,841 hit

23. ページ23

次の日

「いってきまーす」

朝8時、学校へ向かう

お昼ご飯はお弁当

購買はあるけど、お弁当の人がほとんどらしい

浮『高山さん！』

「…浮所くん、！」

家を出て1つ目の角を曲がった頃

後ろから浮所くんに呼び止められた

「おはよう」

浮『おはよ。今日さ、新入生歓迎会で部活紹介やるんだけど、そこにマネージャーとして出てくれないかな？』

「えっ…！？」

新入生歓迎会は、

学校の施設や行事、先生の紹介をする

部活の紹介もあるみたいで

そこに、私にマネージャーとして出てほしいと…

まだ何の活動もしてないし

部員の人に会ったことすらないのに…

浮『昨日、グループメールで部活のみんなに高山さんがマネージャーやってくれるって送ったの。みんな歓迎してくれて、明日出てもらおう！ってなったんだけど…』

「…台本とか、ある？」

浮『もちろんそれはある！』

読む物があるなら…

「わかった、やるよ」

浮『ほんと！？ありがとう！本番の前に出演者だけリハの時間あるから、そのときにみんなに会ってもらうね』

「うん、」

浮『じゃ、これ台本』

いつのまにか話がどんどん進んでいて

気づけばあっという間に学校についていた

・