出会いはいつも突然で (ページ23)

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3時間目国語

国先『じゃ例えば、山田君は素敵な男の子です…
あっ、このクラス山田君っていないよね？』

山『いま～す！先生、素敵な男の子だなんて
照れるじゃないですか』

国先『いや君を思って行ったんじゃないよ。君も素敵だけどね』

山『俺は素敵よりかっこいいの方がいいなぁ』

とか言いながらニコッと笑うもんだから

女子『キャーーー！』

山田くん…すごいなぁ

女子みんなキャーって言ってる

正直うるさいですね

ていうか！

なんてこと言ってんの…

たぶん教室じゃなかったら

というか近くじゃなかったら叫んでるわ

てか今も耳赤いだろうな…

大『高山、耳赤いよ？』

「へっ！？」

一也が小さい声で聞いてくるから

変な声だしちゃった

みんなには聞こえてないみたいで良かった…

「あぁ…山田くんのがさ、ねっ。内緒にして？」

大『あぁ～。うん、言わない』

「絶対だからね」

2人の秘密ってやつ？

まじ？よっしゃ！

でも一也に見られてちょっとはずい…

国先『すごいねぇ…女子みんなきゃーって言ってたよ！あのセリフを僕が言ってもならないでしょ』

新『えっ、なるんじゃね？』

男子1『いけいけ～！』

国先『そう？なるかなぁ…僕は素敵よりかっこいいの方がいいなぁ』

全『………』

国先『ほら！ならないじゃない！何やらせるんだよ！もう！』

全『アハハハハ！』

って感じで国語も終わって休み時間

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